2012年1月30日月曜日

■【中国ブログ】日本の大学生はなぜカンニングをしない?


【中国ブログ】日本の大学生はなぜカンニングをしない?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0130&f=national_0130_009.shtml
2012/01/30(月) 01:08
  
 中国人ブロガー「紫涵公主」さんは、「日本の大学生はなぜカンニングをしないのか」というタイトルでブログを書いている。実際は日本でもカンニングは多かれ少なかれあるはずだが、それでも中国ほど蔓延はしていないのであろう。ブロガーは日本の大学には「カンニングが存在しない」という前提で理由を分析している。

 ブロガーは、日本に留学した中国人留学生の話として「日本の大学では基本的にカンニングは皆無らしい」と説明。道徳観念のレベルの差にも見えるが、制度的な違いによる部分も大きいのではないかと指摘している。

 ブロガーは「日本の大学の試験では、辞書やノート、電卓なども持ち込み可能な上、採点も自己採点で自己申告」と紹介。そして、学生がカンニングをしない理由は、1回のテストだけで成績が左右されるわけではないことと、「不正がバレが場合のリスクが大きいこと」を上げている。

 さらに「不正が見つかると単位を落とすだけでなく、“不誠実”と判断されて職探しにも影響する」と解説。さすがに就職活動にまでは影響しないと思われるが、ブロガーのイメージではそれぐらい「日本はカンニングに厳しい」ということなのだろう。

 実際、ブロガーの友人でドイツに留学した中国人は、現地でキセルの常習犯であったことが記録に残されてしまい、就職活動に失敗したという。

 文末でブロガーは「良い制度の下では悪人も徐々に減っていく。欠陥のある制度の下では善人も徐々に悪くなっていく」と言い、「不誠実で信用のない人間を封じ込めるような制度体系を構築しなくてはいけないだろう」と結んだ。



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