2012年1月30日月曜日

■危機に直面する日本の電子業界


危機に直面する日本の電子業界
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/30/2012013001186.html
2012/01/30 10:57

 世界の電子・家電業界をリードしてきた日本企業が大きな危機を迎えている。ソニー、パナソニック、NECなどが巨額の赤字を出し、人員削減、製品の生産中止などリストラに入った。電子業界が全体的に不振にあえぐ中、最近まで善戦していたゲーム機大手の任天堂も昨年は大幅な赤字に転落した。


任天堂も赤字転落

 任天堂は27日、2012年3月期の営業損益について、当初の10億円の黒字から450億円の赤字へと業績見通しを大幅に下方修正した。1981年の連結決算以降、通期の営業赤字は初となる。2008年に5553億円の営業利益を上げた企業がわずか3年で赤字に転落した格好だ。少し前まで任天堂は「日本の誇り」だった。韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が09年「韓国はなぜ任天堂のゲーム機のような商品を作れないのか」と語ったほどだ。

 NECの遠藤信博社長は26日、東京で記者会見し、リストラ計画を発表した。遠藤社長は「業績不振に加え、欧州財政危機で事業見通しが不透明だ」として、人員削減はやむを得ないと説明した。NECはグループ正社員11万人の4.5%に相当する5000人のほか、非正社員5000人の計1万人を削減する。また、12年3月期の連結当期純損益を従来予想の150億円の黒字から1000億円の赤字へと下方修正した。

 NECは業績不振の原因として、昨年のタイの大洪水、携帯電話事業の不振を挙げた。タイの大洪水では現地の通信設備工場が大きな被害を受けた。携帯電話事業ではアップルやサムスン電子に押された。


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