2012年1月30日月曜日

■訪日中国人客が急増、「春節特需」に沸いた日本の観光地や繁華街―あの手この手の勧誘策が功奏


訪日中国人客が急増、「春節特需」に沸いた日本の観光地や繁華街―あの手この手の勧誘策が功奏
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2012年1月30日 7時3分

2012年1月28日、中国、台湾、韓国などの最大の大型連休、春節(旧正月)が終了したが、この間に、多くの中国人観光客が日本を訪れ、観光地や繁華街ではあの手この手の勧誘合戦が展開された。

中国では、春節(今年は1月23日)挟んで1週間程度の長期休暇に入る。この休暇を利用して海外旅行を楽しむ中国人は年々増加しており、日本は最も人気のある国の一つ。東日本大震災直後に急減したものの、昨年秋から回復、1月の正月休暇では前年比10%の増加を記録したのに続いて今回の春節ではさらに大きく伸びた。日本政府が個人観光客の渡航制限を大幅に緩和したことも背景になっている。

少子高齢化や長期不況などにより日本人客の減少に悩む日本各地の繁華街や観光リゾートは、人口が日本の10倍で富裕層や中産階級が急拡大している中国からの観光客誘致に懸命。多くのホテル、旅館、デパート、専門店は、中国語のできるスタッフを採用。東京都心のデパートでは漆器や織物など日本の伝統工芸品、高級衣料品、化粧品を並べ、中国人仕様に模様替えしたことで売り上げ拡大につながったという。

秋葉原の電気街では電気釜や電気カミソリなどの大量買いが目立った。人民元高もあって、買い物目的で海外へ出かける中国人観光客も多く、中国人観光客は1人当たり約40万円と、他の外国人観光客の3倍もの買物をするというから「中国人客さまさま」(銀座のデパート)とか。そのパワーは絶大だ。

中国最大の日本情報サイト「レコードジャパン」によると、関西→ 富士山→箱根→東京と周り、 銀座・秋葉原などで買い物をして帰国するパターンがゴールデンルート。中国の人気テレビドラマの舞台となり、スキーもできる北海道も人気がある。さらに温泉、火山、桜、紅葉、雪など日本の観光資源に着目、日本各地の良さを探訪したいという人も増えている。ファッション、グルメ、アニメなど日本文化に憧れる若者層が急増。昨秋のキムタクらのSMAP北京公演の成功も、この傾向に拍車をかけているという。



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