2012年1月27日金曜日

■観光庁長官「12年の外客目標数は900万人」


■観光庁長官「12年の外客目標数は900万人」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0127&f=business_0127_064.shtml
2012/01/27(金) 11:07
  
観光庁の溝畑宏長官は、20日の専門紙向け定例会見で、2011年の訪日外客数が621万9千人となったことを受け、2012年の目標数値について「10年の861万人を上回る過去最高を目指す」と述べ、目安として900万人を掲げる考えを示した。

溝畑長官は「訪日客数の当初予想を上回る回復は、観光業界をはじめ関係者の取り組みによるところが大きい。12年はもとより将来的な目標である3千万人に向けて、早期に本格回復させたい」と述べた。

また、溝畑長官は17日に訪日客数の回復が鈍い韓国に出張したことを報告した。現地ではメディア30社が参加した記者会見、旅行業57社が参加した意見交換会に臨み、春節を前に訪日旅行をアピールした。





■訪日外国人旅行者数:27.8%減 昨年621万人、震災響き最大の減少率
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120121ddm008020118000c.html
毎日新聞 2012年1月21日 東京朝刊

 独立行政法人の日本政府観光局(JNTO)が20日発表した11年の訪日外国人旅行者数(推計値)は、東日本大震災と福島第1原発事故の影響で、過去最高(861万1175人)だった10年に比べ、27・8%減の621万9300人と大幅に減少した。減少率は、大阪万博開催の反動減があった1971年の22・7%を上回り、64年の統計開始以来で最大となった。

 月ごとの減少率では、震災発生直後の4月に前年同月比62・5%減と、月次ベースで過去最大の下げを記録した。しかしその後は官民を挙げた安全PRなどが奏功し、下落率は徐々に縮小。12月は11・7%減だった。

 国・地域別では、訪日数が最も多い韓国が前年比32・0%減の165万8100人、中国が26・1%減の104万3500人、台湾が21・6%減の99万4000人、香港が28・3%減の36万4900人などとなった。

 ただし10月には台湾と香港、11月には中国が震災後初めてプラスに転じており、同日記者会見したJNTOの松山良一理事長は「早いペースで回復している」と指摘。国土交通省の溝畑宏観光庁長官も同日、12年の訪日数について「10年実績を上回る過去最高水準を目指したい。900万人が目安になる」と話した。

 一方、11年の出国日本人数は前年比2・1%増の1699万3000人だった。



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