2012年1月31日火曜日
■【米国ブログ】お茶会に参加「複雑な作法に驚き、正座が辛かった」
【米国ブログ】お茶会に参加「複雑な作法に驚き、正座が辛かった」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0131&f=national_0131_068.shtml
2012/01/31(火) 11:28
米国のブログ「bradmaloney.wordpress」では、留学中の米国人男性が日本のお茶会に参加した感想をつづっている。
筆者の学ぶ学校では、日本文化を体験する機会があるという。筆者は学校内にある和室で茶会を経験した。畳が敷かれた部屋に靴を脱いで入ると、着物を着た女性が筆者のことを待っていたと語っている。
畳には赤いじゅうたんが敷かれたおり、その上に座ることを促されたが、畳の上に脚を折り畳んで座らなければならなかったことに、ひどく苦痛を感じたと打ち明けている。
その後、「抹茶(まっちゃ)」と呼ばれる特種なお茶と和菓子が、お茶会に参加していた人たちの前に、それぞれ異なるお茶碗で出されたと状況を説明している。そして抹茶の飲み方と和菓子の食べ方についての作法を教示されたと語っている。
作法について、和菓子を食べるために、二つ折りにした和紙「懐紙(かいし)」を準備する必要があるのが興味深かったと語っている。和菓子を取り分ける際に、客は懐紙を皿代わりに使うと説明。この場合、折り目のある側を手前に置き、和菓子はまず半分食べ、次に残りを全部食べきらなければならないと解説し、細かい決まりがあるのに驚いたと語っている。
抹茶を飲むときの作法も、非常に細かく決められており、覚えるのが難しかったと感想を述べている。まずお茶碗を左手にのせ、右手で時計回りに2度回し、抹茶を3回で飲みきり、最後に音を立ててすするのが礼儀だという。さらに、飲み終わったら茶碗を時計逆回しに戻し、右手で静かに茶碗を置くと説明。
茶碗を褒めたいと思ったら、間違っても茶碗を持ち上げたりしてはいけないと述べ、それは最悪のマナーだとアドバイスしている。むしろ茶碗を置いた後、肘をつき頭を下げて称賛したい部分に茶碗を傾け、じっと眺めるのが正しいマナーだと伝えている。
筆者は、欧米でも豪勢なディナーを食べるときに、いくつもフォークやスプーンが並べられると困惑するが、日本の茶道はさらに複雑だったと語っており、驚いた様子がうかがえる。
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