2012年5月1日火曜日

■外国人誘致促進へ、複合リゾート事前審査制


外国人誘致促進へ、複合リゾート事前審査制
http://news.nna.jp/free/news/20120430krw016A.html
韓国  2012年4月30日(月曜日)

経済自由区域に建設される大規模複合リゾートに対し事前審査制が導入される。

複合リゾートは、外国人専用カジノやホテル、ショッピングモールを備えた総合レジャー空間だ。大規模な外国人投資の誘致に向け、韓国政府はこのほど非常経済対策会議で事前審査制の推進案を提示した。複合リゾートの本認可に先立ち、完工前に予備認可を出すもの。予備認可を受けることができれば、事実上、本認可を受けられる。

これまでは最高級ホテルなど付帯施設がすべて完工後に認可申請が可能だったため、多大な資金を投資し施設を完工したとしても認可を受けられない状況が発生する可能性があった。これが投資誘致に支障をきたす場合もみられた。

政府は、事前審査制が導入されれば外国人投資家のリスク負担を軽減でき、覚書を締結し推進中の複合リゾート開発事業に弾みがつくとみている。投資が実現すれば、8兆ウォン(約5,700億円)の投資誘致と5万人の雇用創出効果が見込まれるほか、韓国の観光収支の改善とサービス産業の先進化も期待できるとする。

その一方で、カジノの設立が容易になることを懸念する声も上がっている。



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