2012年5月19日土曜日

■シンガポール人の意外な「気前の良さ」、高額カード払い目立つ


シンガポール人の意外な「気前の良さ」、高額カード払い目立つ
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MAY 16, 2012 07:53   東亜日報

日本人や中国人はショッピングにはまり、米国人は飲み屋での酒代として167億ウォンを使った。シンガポール人は、整形に関心が多く、タイ人や香港人は高価な健康食品の購入に惜しまず財布の紐を緩めた。

外国人入国者1000万人時代を迎え、15日、東亜(トンア)日報が、「外換(ウェファン)銀行の2011年、外国人のクレジットカードの使い方を巡る現状」という資料を分析した結果、国籍別に特徴のある消費行動が明らかになり、目を引いている。外換銀行は昨年、外国人たちが国内で使ったビザやマスターカードの決済額の73%の20億1200万ドルを処理した。

昨年、外国人らが韓国で使ったクレジットカードの使用金額は計39億2000万ドル(約4兆5080億ウォン)と、10年より32.4%急増した。1人当たりの使用金額も、平均402ドルと、10年より12.6%増えた。

●高額カード払いはシンガポール、中国人は現金払い

外換銀行によると、昨年、国籍別クレジットカードの使用金額は、米国が4380億ウォン、日本が4355億ウォン、中国が1453億ウォンの順だった。国内流通業界で大物といわれている中国人のクレジットカード使用実績が意外と少なかったことについて、カード業界の関係者は、「中国人たちは使用記録がそのまま残るクレジットカードよりは、直接現金を持ち歩きながら消費するケースが多い」と主張した。

金遣いはシンガポール人が最も大きかった。1件当たりの決済金額は23万2539ウォンと最も多い。続いてタイ(21万3793ウォン)、香港(21万1753ウォン)、台湾(19万7962ウォン)、日本(19万1442ウォン)の順だった。中国(16万1096ウォン=8位)や米国(8万8110ウォン=10位)は、下位圏だった。カード業界の関係者は、「シンガポール人たちはブランド品や高麗人参、整形のような高価な消費を好む」とし、「タイ人や香港人も高価な健康食品の購入に関心が高い」と話した。実際、タイ人や香港人は、国内健康食品加盟店での外国人のカードでの売上順位で1、2位を争っている。

国別のクレジットカードの使い方はまちまちだった。日本や中国は、免税点やホテル、デパートが上位を占めている一方、米国はホテルや航空会社、一般飲食店、飲み屋の順だった。日本人や中国人は、観光やショッピングのために、韓国を訪れるケースが多く、米国人は、観光よりはビジネス目的での訪問が多いからだ。

●人気ナンバー1は飲み屋?

業種別には、加盟店によって外国人らの好みが違っている。整形外科は、ソウル江南区論峴洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)の「BK東洋(トンヤン)整形外科」が、外国人のクレジットカード決済でトップだった。BK東洋整形外科は、シンガポール人、2位の清潭(チョンダム)チャ医院は中国人、3位のハッシュ整形外科はベトナム人によるクレジットカード決済が最も多く、国籍別に好む整形外科が違うことが明らかになった。

清潭チャ医院では中国や香港に続き、アラブ首長国連邦人らが、カード使用金額基準で3位についた。BK東洋整形外科の関係者は、「シンガポール人を含め、東洋人たちは、目や鼻が欧米人より小さく、醜いと考えており、目や鼻の手術を多く受ける」と耳打ちした。

外国人らが、飲み屋で使う金額も目を引いた。外国人らがカードを最も多く使った飲み屋は、ソウル江南の「昨日今日明日」だった。国別には米国や日本、香港人の順だった。3位の「スティングクラブ」という飲み屋では、米国人に次ぎ、ノルウェー人らが最も多く金を使った。

一般飲食店の中では、ソウル江南の「サムウォンガーデン」が首位で、ソウル中区(チュング)の「チャムスッゴル」が2位であり、一般衣類店では「H&M」、「forever21」、「ZARA」、「HERMES」のような、グローバルブランドが1位から4位までを総なめした。

外国人に人気の高い免税点はロッテと新羅(シルラ)の順であり、デパートは新世界(シンセゲ)に次ぎ、ロッテは2位だった。ホテルはパルナス(インターコンチネンタル)、ハイアット、JWマリオットのような外国系が1~3位につけられ、ホテル新羅は4位に止まった。



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