2012年5月19日土曜日

■残留農薬やむなし? 当局「飢餓防ぐのに農薬は不可欠」=中国


■残留農薬やむなし? 当局「飢餓防ぐのに農薬は不可欠」=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0519&f=national_0519_011.shtml
2012/05/19(土) 09:05 サーチナ

農作物の残留農薬による食の安全が社会問題化している中国で、政府・農業部が先日「農薬を使わなければ中国では必ずや飢餓が発生する」とする文章を発表した。中国新聞社が伝えた。

同部が発表した文章は、農薬問題が噴出する中で聞かれる「農薬を使わないことはできないのか」という疑問に対して、人口が増える中での農薬使用量増加は食糧の安定供給上必要であったと説明。

また、農薬を使用すれば農作物の病気や害虫被害を70%から40%前後に軽減できることを指摘し、「中国は人口が多く耕地不足の国。もし農薬を使わなければ、わが国では必ずや飢餓が発生する」と農薬の必要性を力説した。

一方で、防病防虫の総合対策、農薬の適正使用、有機農薬の使用により残留農薬量を減らすことが可能であり「農業当局は努力し続けている」とした。






■中国の水道水事情、当局責任者「環境汚染止まらぬ中で大したもの」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0518&f=national_0518_062.shtml
2012/05/18(金) 11:17 サーチナ

 中国政府の環境保護部、水利部、国家発展改革委員会などが17日「重点流域水汚染予防計画」を発表した。中国新聞社は18日、水利部の担当者が全国水源地の水質について「環境汚染が改善されない中で、悪くない状況だ」とコメントしたと伝えた。

 中国では水質を5段階に分けており、1-3類が飲用可能、4類が工業用水、5類が農業用水となっている。環境保護部の趙華林汚染予防司長は17日、一部の都市では水質が5類より劣っており、7%の飲用水水源地が機能的な要求を満たしていないなどといったデータを紹介した。

 水利部の于●洋水資源司副司長は、総延長17万6000キロメートルの国内河川の38.6%が3類に満たない水質であり「飲用水の安全性を脅かしている」と説明した(●は王へんに其)。

 一方、先日流れた「全国の水道水合格率がわずか50%」との情報について于副司長は「調査と監視により、汚染負荷が高止まりしているわが国の状況下で、水源地の水質基準達成率は80%以上だ。175カ所の水源地観測データでは、3類以上が87%を占めた。都市の水源地の状況は悪くない」とコメントした。

 「予防計画」は、2015年までに重点流域の全体的な水質レベルを「中程度汚染」から「軽度汚染」へと改善するほか、都市向けの飲用水源の水質を安定させるとともに、水源機能としての要求をクリアさせることを明確な目標として掲げた。(



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