2012年5月17日木曜日

■フェイスブックは一時の流行~米国人の半数、世論調査


フェイスブックは一時の流行~米国人の半数、世論調査
http://www.usfl.com/Daily/News/12/05/0515_037.asp?id=95742
2012年05月15日 19:04米国東部時間  Fax Express

 新規株式公開(IPO)を間近に控えたソーシャル・メディア最大手フェイスブックについて、米国人の半数はその人気を「一時的な流行」と考え、予想株価も高すぎると感じていることが、AP通信とCNBCの合同世論調査で分かった。

 設立8年のフェイスブックは、現在世界中に9億人の利用者があり、米成人の40%以上が週に1回以上アクセスしている。18日に予定されているIPOは、初日の時価総額がディズニー、フォード、クラフト・フーズなどを超えて1000億ドルに達する可能性も指摘される。

 しかし、AP/CNBC調査によると、予想される時価総額が「妥当」と考える人は全体の3分の1にとどまり、50%は「高すぎる」と見ている。特に投資家は58%が「高すぎる」と答え、「妥当」は30%だった。それでも全体の50%はフェイスブック株購入を「良い投資」と考えており、「良い投資ではない」は31%にとどまった。調査は全米の成人1004人を対象に、5月上旬に実施された。

 フェイスブックのアカウント所有率は、高齢者はわずか21%、ベビーブーマー世代でも50%だが、X世代は66%、18~35歳では81%に上る。一方で、若い成人層でも51%は「フェイスブックの魅力は次第にうせる」と見ており、「長く残るサービス」と考える44%を上回った。成人全体では46%が短命と見ており、生き残ると考えているのは43%だった。

 14日に28歳になったばかりのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)に関しては、20%が「聞いたことがない」、30%が「特に意見はない」、14%が「嫌い」と答え、良い印象を持つ人は約3分の1にとどまったが、35歳以下では46%が「好き」と答え、「聞いたことがない」はわずか4%だった。

 また、フェイスブック利用者の60%は同サイトの個人情報保護機能を信頼しておらず、サイトを通した購入を安全と感じているのはわずか12%だった。



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