今どきの若者は、ハワイでも無料Wi-Fiスポットでスマホを活用
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0706&f=it_0706_001.shtml
2012/07/06(金) 11:20
昨年は東日本大震災でいったん落ち込んだ日本からハワイへの渡航者は、今年1月から4月に前年比15.6%増と、回復傾向が報じられている。旅行代理店では、「アクティビティも多く、ハワイでは退屈ということがありません。お子さまや高齢者の方に対するサービスも充実していて、どの世代にも過ごしやすい場所です」と人気の理由を分析する。
さらに、「現地のフリーWi-FiスポットでWi-Fi接続をすればインターネット接続の料金はかからないということで、若者を中心にWi-Fiスポットの問い合わせが増えています。海外旅行先でも日本にいる時と同様に、スマートフォンを上手に活用しようというのが、最近のトレンドです」と語っている。
日本ではネット接続環境が整い、パソコン・スマホが普及したことによって、日常生活でスマートフォンなどによるモバイル・コンピューティングが一般的になっているが、この状況はハワイでも同じだという。「ハワイでも地元の若者はもちろん、日本の旅行者もよく使っています。若い世代ほど、パソコンよりもスマホを活用しているようですね」と現状を語っている。
「最近ではスマホが普及していて、現地に行ってからご自身で、日本と同じようにレストランを検索したり、GPS機能を使って位置検索をしたり、アクティビティの予約をしたりする方も増えてきています。ホテルを選ぶ際にもWi-Fiが入っているかどうか、有線LANを備えているかどうかなどをチェックする方は多いです」と、旅行代理店の担当者は証言する。
ハワイと日本を結ぶリーティングメディア「アロハストリート」の調査結果によると、日本からハワイに旅行した人が、現地でフィーチャーフォン・スマートフォンを利用する比率は58%。フィーチャーフォン・スマートフォンの別については、30代・40代のトップが「フィーチャーフォン」で、キャリアはいずれもドコモがトップだったのに対し、20代は「iPhone」がトップ。そのなかではSoftBank製が93.9%を占め、auを持っていた人は6%にすぎなかった。
使う用途としてはフィーチャーフォン・スマートフォンいずれも「カメラ」がもっとも多い。2位にはフィーチャーフォンが「同行者との連絡手段」、AndroidやiPhoneなどのスマホでは「メール」「ウェブ」と分かれる。使わないという人の理由をみると、「料金が不安」という声が多数あがる。国内では通話が一定時間無料であることや、パケット定額などで安心して使えるものの、海外ではサービス内容がいつもと異なることに不安を覚える人が多いようだ。
現地のフリーWi-FiスポットWi-Fi接続をすればインターネット接続の料金はかからない。旅行代理店では「通話はLINEなど、無料通話アプリを活用する人も増えてきましたが、ネットについてはまだまだWi-Fi接続に慣れていらっしゃらない方も多いようです」と語る。
また、「国内でWi-Fi接続をしたことがある方なんかからは、ハワイでもできるのかなどのお問い合わせを受けることがあります。やっぱり日本国内でもスポット数が他社より圧倒的に多くて日常的に使って慣れていらっしゃる方が多いのか、SoftBankのiPhoneユーザーさんからの質問がいちばん多いですね。海外で使うことに抵抗がないのでしょう海外に行くというきっかけで、スマホを新規契約したり、乗り換えたりする方もいらっしゃいます。日本でまずWi-Fi接続に慣れてから海外で使いたいということですね」と。
ちなみに、日本国内のWi-Fiスポット数はドコモが1万4200、auが10万、SoftBankが26万(2012年7月3日現在)になっている。
旅行代理店では、「スマホでは時差や天気、英会話アプリ、為替計算など、役立つアプリもたくさんあります。Wi-Fiやアプリなど、ネットを活用すれば、海外旅行の楽しさもより充実するものになるかもしれません」と、新しい海外旅行の現状について語っている。
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