2012年7月6日金曜日

■【仏国ブログ】日本に長期滞在「日本人との会話で気になる点も」


【仏国ブログ】日本に長期滞在「日本人との会話で気になる点も」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0706&f=national_0706_023.shtml
2012/07/06(金) 11:13
       
 日本に滞在しているフランス人女性のブログ「Inaris Diary」では、日本に長期滞在して気づいた、日本人との会話で気になる点を挙げている。

 フランスでは、一般的に日本人に対しては礼儀正しく敬意があるとのイメージがもたれている。実際に、旅行をして日本を訪れてみた場合にも日本人に好印象を持つことが多い。しかし長期滞在してみると、異文化にも慣れて日本や日本人についてより深く分かってくると述べている。

 筆者は日本での滞在が6年になるという。日本に暮らし始めた当初は、電車で隣の乗客が寝てしまい、肩に頭を乗せてくるのも新鮮だった。しかし、現在はあまりよい気分がしなくなったなど、捉え方が変わってきたとつづっている。

 また、日本人と会話する機会もあるが、その時に日本人から頻繁に質問されることがあり、気になっているという。まず「日本語は分かりますか」という質問。筆者は滞在が長期にわたっており、未だにこの質問をされることには違和感を感じているようだ。

 次に「どちらからいらしたんですか」「ご帰国はいつですか」などの質問だという。こちらも帰国予定のない外国人に対しては失礼になる場合もあるようだ。

 フランスでは異なる人種の移民も多いため、親しくなるまでは外国人に気軽に出身国をたずねたり、フランス語が話せるかといった質問はしない傾向がある。一方、日本は移民の歴史や状況がフランスとは異なるため、フランス人の筆者が違和感を持つような質問を気軽にしてしまうことになると考えられる。

 しかし、筆者が好きな部分もあまり好意をもてない部分も含めて日本であり、そんな日本が大好きだとつづり、長期滞在を通じて日本のさまざまな面が見えた現在は、日本に対して以前とは違う愛着があることを伝えている。



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