2012年8月1日水曜日

■誤審が相次ぐロンドン五輪、韓国に不利な判定が続く=韓国メディア


誤審が相次ぐロンドン五輪、韓国に不利な判定が続く=韓国メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0801&f=national_0801_031.shtml
2012/08/01(水) 10:57
       
 ロンドン五輪は31日、開幕から3日目を迎え、韓国人選手がメダル候補となっていた水泳、柔道、フェンシングなどの競技で誤審が相次ぎ、韓国内では不満の声が高まっている。韓国の複数のメディアが報じた。

 韓国メディアは、「なぜ3日連続で韓国選手?誤審オリンピック」「シン・アラムの1秒判定、薄汚れたオリンピック精神」などと題し、2012年のロンドン五輪では開始早々から韓国に不利な審判の判定が相次ぎ、「誤審疑惑」が増幅していると伝えた。

 まず、28日には男子水泳自由形400メートル予選に出場したパク・テファンが1位でゴールしたが、フライングと判定され失格になった。その後の異議申し立てで失格は取り消されたものの、この誤審が影響したのか、銀メダルに留まった。

 29日の男子柔道準々決勝では、チョ・ジュンホと海老沼匡が対戦し、延長戦でも決着がつかず、旗判定となった。最初は3審判全員が青旗を上げてチョの勝ちとしたが、日本のコーチ陣や場内の観客からの抗議、審判委員席から異議により再判定となった。その結果、白旗3本で海老沼の優勢勝ちが決まった。

 さらに30日には、フェンシング女子個人戦・エペの準決勝でシン・アラムが、延長戦の終了1秒前からタイムが止まり、その間に受けた攻撃によって、決勝進出を逃した。シン・アラムは1時間競技台に座り込み、またコーチ陣も抗議したが判定は覆らなかった。

 その一方で、体操男子団体戦決勝では、英国は中国に次いで2位となり、銀メダルを獲得したはずだった。しかし、日本の内村航平の演技に対する異議申し立てが受け入られ、ビデオ判読システムを使用した結果、スコアが上方修正された。これにより、当初4位だった日本が英国を抜いて2位に、英国は3位に、3位だったウクライナはメダルなしになったと紹介。

 柔道や体操などでは日本が抗議した場合はそれが受け入れられ、メダル受賞につながったことをいぶかしがる韓国メディアも見られた。

 韓国メディアは、今回の五輪について、世界が一つになる華やかな祭りになるはずだったが、いざふたを開けてみると、誤審がひどすぎるとして、このままでは歴代最悪の「アグリー・オリンピック(醜い五輪)」になりそうだと批判した。また、最近最先端高画質カメラを導入したテレビ中継技術の発達やビデオ判読システムなどが種目ごとに次から次へ導入されていることが、審判の粗雑な判定が覆る原因になっているとの指摘も見られる。

 誤審オリンピックはスポーツファンだけでなく、当事者である勝者と敗者にも後味の悪さを残している。混乱や選手への傷を避けるためにも、より公正で正確な判定が要求されると強調した。



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