2012年8月2日木曜日

■【コラム】 北京女子は日系化粧品好き? 中国女子の「日本の化粧品」愛用者


【コラム】 北京女子は日系化粧品好き? 中国女子の「日本の化粧品」愛用者
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0802&f=column_0802_026.shtml
2012/08/02(木) 10:34

中国女子の生活実態白書2012 第5回

 中国で行ったインターネット調査で、中国女子に「日系メーカーの化粧品を使っている?」と聞いたところ、「日系メーカーしか使わない」という中国女子は少数派にとどまったが、「よく使っている方だと思う」との回答は中国女性全体で24.2%、「時々使っている」は37.0%となった。

 日本に行ったら購入したいものでも、「化粧品」は上位に入る。韓流の影響もあって、韓国流のファッションや化粧方法、化粧品が支持を集め台頭してきている中でも、中国女子はやはり「日本の化粧品」を愛用している傾向が読み取れる。

 18―22歳という学生主体の年齢層で「よく使っている方だと思う」との回答が少なくなった以外、それ以上の世代の中国女子ではいずれも平均以上に、「よく使っている方だと思う」に回答が集まっている。

 居住地別で見てみると、「日系メーカーしか使わない」「よく使っている方だと思う」の合計という「日本の化粧品」愛用者では、北京が最も多く、次いで上海、その後広州。ものすごく大きな差異が見られるわけではないものの、一般論として、上海や広州において日本びいきの調査数値が出やすい傾向があるのとは逆で、北京女子に「日本の化粧品」愛用者が多い可能性がある。

 家庭月収別で見ると、こちらはほかの調査結果の傾向と一致して、家庭月収が多くなればなるほど、「日本の化粧品」愛用者は多くなり、家庭月収2万元(約25万円)以上では、「よく使っている方だと思う」が5割を超えた。

 しかし、中国女子に聞いてみると、「日系の化粧品は中級レベルの商品というイメージ。高級品は欧米系が主流だと思う。欧米系も最近では中国市場を重視しており、アジア女性にあった商品開発を進めている感じがする。ただ、化粧品の流行り廃りは速いから、特定のブランドを愛用する、というのはあまりないかもしれない」という。

 調査は、中国消費者に対するインターネット調査で、2012年7月に行われ、有効回答数は男性1000人、女性1000人。中国女子の生活実態を明らかにするために行われたもので、男性の回答は比較参考するために収集した。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が企画、設計、実査を担当した。(編集担当:鈴木義純)



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