2012年12月25日火曜日

■【仏国ブログ】日本人はなぜクリスマスにケンタッキーを食べるのか


【仏国ブログ】日本人はなぜクリスマスにケンタッキーを食べるのか
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1225&f=national_1225_005.shtml
2012/12/25(火) 10:02

 フランス人男性が、自身のブログ「TOKYO TOKYO」で日本人はなぜクリスマスにケンタッキーフライドチキン(KFC)を食べるのかについて記した。

 筆者は、日本人はクリスマスになるとKFCへ行き、約3000円でクリスマス用のチキンセットを食べると伝えた。筆者は、あるメディアは「多くの日本人は手を汚しながら食べるクリスマス用の食事を、何時間も待つ長蛇の列を避けるために、何カ月も前から予約する」と報じていたと紹介。

 これに対し筆者は、なぜフライドチキンが日本で流行っているのか疑問を抱いたという。調べてみると、クリスチャンが1%しかいない日本では、クリスマスは国民的な祝日ではないが、1974年から開始された「クリスマスにはケンタッキーを!」というマーケンティング戦略が見事に成功したからだということが分かった。

 これは2010年の英フィナンシャルタイムズ紙でも「最も成功したキャンペーンのひとつ」として取り上げられており、「日本は、海外製品やそのアイデアをうまく国内の嗜好(しこう)に適応させることが上手い。クリスマスも例外ではなく、非宗教的にビジネス化されていて、毎年食事やプレゼントにと経済効果が高い。いうまでもなく、KFCはキャンペーン広告で成功した例だ」と紹介されていたという。

 さらに同紙によると、当時ある宣教師が東京で七面鳥を探したところ、注文しないと手に入れることができなかった。そこで、KFCの社員が、KFCでならばクリスマス用のチキンを買えると謳うキャンペーンのアイデアを思いついたと説明されていた。それ以来、クリスマスには毎年同じテーマソングと共に、KFCのチキンが爆発的に売れるようになったのだという。

 また筆者は、西洋のクリスマスにちなんで、常に新たなアイデアを模索していることにも触れた。米ロサンゼルスタイムズ紙は、ウエンディーズが日本向けにフォアグラとトリュフのハンバーガーを約1300円で販売したことを紹介していたと伝えた。

 フランスではクリスマスはクリスチャンのための祝日だが、筆者は日本人が宗教的にクリスマスを祝い、さらにKFCを食べることに興味を抱いたようだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿