2013年2月26日火曜日

■熱気球爆発、上空300メートルから降下中 日本人4人含む18人死亡 エジプト


熱気球爆発、上空300メートルから降下中 日本人4人含む18人死亡 エジプト
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130226/dst13022616310012-n1.htm
2013.2.26 20:00

 【カイロ=大内清】エジプト南部ルクソールで26日朝、観光用の熱気球が爆発し、中東通信などは日本人4人を含む外国人観光客18人が死亡したと報じた。在エジプト日本大使館も「事故の被害者に日本人が含まれている可能性がある」として確認を進めている。

 旅行大手JTBのグループ会社によると、ツアーに参加した日本人4人が気球に搭乗していた可能性があり、うち東京在住の63歳の夫婦2人の死亡が確認された。安否確認中の2人も東京在住の夫婦だという。ルクソール当局は26日、すべての気球ツアーの停止を決めた。

 エジプトのメディアなどによると、死亡したのは日本人のほか、香港からの観光客や英国人、フランス人ら。

 気球は上空約300メートルから降下中に、積んでいたガスタンクが何らかの理由で爆発し墜落した。観光客2人と、操縦していたエジプト人業者は気球から飛び降りて脱出、重傷を負い病院に運ばれた。

 現場は古代エジプト王家の墓がある王家の谷やハトシェプスト葬祭殿などがある国際的な観光地で、気球から日の出や遺跡群を見学するツアーが人気を集めていた。

 ただ、地元観光業者によると、保険にも加入せず安全対策がずさんな業者も多く、2009年にも外国人観光客が負傷する気球事故が起きていた。

 ルクソールでは1997年、イスラム過激派のテロで日本人10人を含む外国人観光客ら60人以上が死亡した。




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