2013年2月27日水曜日

■【中国ブログ】尖閣問題を解決するには…中国人の儒教精神がカギだ


【中国ブログ】尖閣問題を解決するには…中国人の儒教精神がカギだ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0227&f=national_0227_044.shtml
2013/02/27(水) 18:54

 中国人ブロガーの清清(ハンドルネーム)さんは日中の領土問題に触れ、問題の解決には「日本人が再び中国人を尊敬すること」が必要と主張、その理由をブログに綴った。

 尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡る日中の対立がエスカレートしている。中国は頻繁(ひんぱん)に尖閣諸島海域へ監視船を派遣しているほか、日中中間線の間の海域にブイを設置するなど、主権の主張に向けて攻勢を強めている。

 筆者は尖閣諸島問題に解決の糸口すら見えないことに対して、日本人は中国に関して「儒教文化」以外に何も認めようとしないからと主張、「それが領土問題に結びついている」と結論した。

 中国経済がどれほど発展しても日本人はそのことに注目せず、むしろ危険な食品添加物や下水油が健康を害していること、貧しくて学校に行けない中国の子どもなど、マイナス面ばかりに注意を向けると不満を述べる筆者。

 そもそも儒教とは、中国で生まれた“孔子を始祖とする思考・信仰の体系”であり、筆者は「儒教とは礼節を重視し、恥ずかしくない言動を心がける」ものであると定義したが、日本人こそ儒教の心を持っており、中国人はもはや儒教の心を失ってしまったかのようにも思える。しかし筆者は、「日本人は『中国=儒教の国』というイメージを持っているため、わが国のマイナス面を見て軽蔑(けいべつ)するのだろう」と推測した。

 筆者は、領土紛争が武力以外の方法で解決されたことはないと述べ、尖閣諸島についても外交での解決は難しいことを認めながらも、中国人が再び儒教の精神を重んじるようになれば、日本人が再び中国人を尊敬するようになり、尖閣諸島問題もスムーズに解決できるだろうと主張した。

 尖閣諸島を巡る対立に対し、日本は「領土問題は存在しない」との立場を貫いているが、中国は海外向けの公報などを通じて、まず尖閣諸島が「係争地であること」を既成事実化するための戦略をとっている。防衛研究所の増田雅之主任研究官は、中国は監視船を派遣することで、日本による実効支配を終わらせようとしていると分析している。

 防衛研究所は、「日本を含む周辺国との海洋権益の争いに、中国は軍事力を投入する可能性が高い」と報告しているとおり、中国は人民解放軍の主導によって海洋防衛活動を活発化させると同時に、国家海洋戦略の構築と海上防衛力の整備にも力を入れている。


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