2013年2月26日火曜日

■大気汚染で…福井県あわら市が使節団の派遣中止=中国版ツイッター


大気汚染で…福井県あわら市が使節団の派遣中止=中国版ツイッター
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0225&f=national_0225_040.shtml
2013/02/25(月) 16:01

 中国共産党機関紙である人民日報系の環球時報はこのほど、中国版ツイッターである微博に開設したアカウントで、福井県あわら市が21日、友好都市である浙江省紹興市への中学生らの使節団派遣を中止するとつぶやいたところ、多くのコメントとともに次々にリツイートされた。

 あわら市の使節団派遣日程には、紹興市だけでなく北京や上海も含まれていたが、保護者から大気汚染による影響を懸念する声が寄せられたという。使節団は尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡る日中関係の悪化を受け、訪問時期を3月に延期していたが、大気汚染によって訪問は中止となった。

 あわら市の使節団派遣の中止という報道に対して、ネットユーザーからは「こういうことはこの先もっと増えるだろうな。外国人からすれば中国には来たくないよな」と理解を示すコメントが寄せられた。

 また、大気汚染問題の深刻さを指摘するユーザーもいて「われわれは大気汚染問題について目を覚ますべきだ。傷つくのは自分たちなのだから」という意見があった。

 しかし、中国に来ない理由は実はほかにあるという主張も少なくなく、「明らかに小日本は別の問題で中国に来たくないのだ。大気汚染なんて今に始まったことではないし」、「日本が心配しているのは、政治という空気のことですね」などのコメントが寄せられた。

 大気汚染が深刻な問題となっている中国だが、大気汚染は微小粒子状物質「PM2.5」が原因だ。「PM2.5」は直径が人の髪の毛の約40分の1で、肺の奥や血管まで侵入し、ぜんそく・気管支炎、肺がんや心臓疾患などを発症・悪化させ、死亡リスクも増加させるとされる。

 中国在住の日本人の間でも「PM2.5」対策が急務となっており、在中国日本大使館も個人レベルで実施可能な方策を紹介する説明会などを開催している。



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