2013年2月27日水曜日

■【米国ブログ】日本が合う外国人と、合わない人の違いとは?


【米国ブログ】日本が合う外国人と、合わない人の違いとは?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0227&f=national_0227_008.shtml
2013/02/27(水) 09:39

 日本に滞在経験のある米国人女性が、海外で英語を教える人たちに情報を発信するブログ「teach-english-travel-overseas」で、日本の印象や日本人との関わりについて感想を記している。

 日本で英語教師として6年間滞在したことのある筆者は、「日本人はとても親切で、他人を尊重し、誠実」な印象を持ったという。また、「日本が清潔なことや、ルールが厳守される面が好きだった」と良さを伝えた。

 筆者は、日本で働くかどうか迷っている人に、「もしとても感情的で表現力が豊かなイタリア人タイプが好きなら、日本のクールさを楽しめないかもしれない」とアドバイスした。また、「時間に縛られることが好きでないなら、日本でプレッシャーを感じるかもしれない」と、時間にルーズな人も日本に住むのは勧めないと語った。

 筆者いわく、自分には日本が合っていたという。日本人が互いに適度な距離を持ってつきあうことも、議論しないことも好きだったようだ。一番気に入っていたこととして、「すべてがきちんと機能していることや安全で清潔なこと」を挙げた。日本では通常仕事上の契約はきちんと守られ、給料も必ず支払われるという。しかし、中国で英語を教える筆者の友人は、契約やルールが勝手に変更され、ストレスを抱えていると伝えた。

 人によっては、保守的で外国人を仲間として認めてくれない側面があるというが、筆者はそう感じたことはないという。「生徒たちは英語教師に親しみを感じ、一緒に観光に行くこともあった」り、「自宅に招いてくれ、日本文化を紹介してくれた」こともあったという。

 日本を気に入って滞在している外国人は、どこか日本的な面を持っているようにも感じられる。筆者の理性的できちんとした性格が、日本人から見ても心地よいと感じられ、受け入れられたのかもしれない。日本での滞在経験が、良い思い出になった様子がうかがえる。

 やや古い話であり、不謹慎な言い方かもしれないが、ドイツ文学を専攻する日本人学者が学会出席のためドイツを訪問した際、ビヤホールで居合わせたドイツ人と意気投合し、最後には「今度はイタリア抜きでやろう」と言われたという。

 第二次世界大戦の話だ。その場にいたドイツ人によると、日本人は「ともに最後まで戦う」という約束を律儀に果たした。また、ソ連の捕虜になり収容所で一緒になった日本の将兵がいたが、秩序を守り一致団結する日本人の姿はすばらしかったと説明されたという。

 日本に来た外国人のうち、日本人や日本の社会になじむ人と、なじめない人がいるのは、当然のことだ。個人的な性格に違いがあるのはもちろん、それぞれの国ごとの気質の傾向もあるだろう。国民全体の気質として、日本になじみやすい人が多い国、そうでない国の違いが出てくるかもしれない。



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