【中国BBS】愛国より人命だ…日本の空気清浄器がバカ売れ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0227&f=national_0227_024.shtml
2013/02/27(水) 13:39
中国大手検索サイト百度の掲示板に「中国の空気が悪くて日本の空気清浄器が売れるってどういうこと? 」というスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
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中国で大気汚染問題が深刻化しており、パナソニック、シャープ、ダイキンなど日本メーカーの空気清浄器が「バカ売れ」している。産経新聞などによれば、パナソニックやシャープは増産に踏み切るという。
尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題を巡って、中国で行われた日本製品の不買運動は落ち着きを取り戻しつつあるが、日本メーカーの空気清浄器が売れていることに対しては、「日本製品はボイコットすべきだ。ボイコットしない奴は中国人じゃない」など反日むき出しのコメントが寄せられた。
一方で、人命は愛国よりも重要だという意見も多く、「まずは汚染をボイコットするほうが先だ」など、現実的な主張も相次いだ。
また、「日本製品を買う奴は売国奴だ! ところでスレ主に聞きたいのだけど、どの日本メーカーの空気清浄機が一番良いのかな? 」というユーモアあふれるコメントや、つい数カ月前まで日本製品の不買運動が声高に叫ばれていたため、「日本と戦争になった場合、自ら進んで前線に行く中国人がどれだけいるか分かった」という皮肉を込めたコメントもあった。
また、中国では何かが少しでも流行するとすぐに模倣品が出回るため、「そのうちパクリ機が出てくるよ。日本メーカーは警戒レベルを上げるべきですよ」と警告するユーザもいた。
大気汚染が深刻な問題となっている中国だが、大気汚染の原因は微小粒子状物質「PM2.5」だ。「PM2.5」は直径が人の髪の毛の約40分の1で、肺の奥や血管まで侵入し、ぜんそく・気管支炎、肺がんや心臓疾患などを発症・悪化させ、死亡リスクも増加させるとされる。
深刻な大気汚染が発生している中国で24日、旧正月期間の締めくくりにあたる元宵節を迎えて各地で爆竹が鳴らされ、北京などでは再び重度の汚染状況が観測された。中国の関連部門は、大気汚染の悪化につながるとして爆竹を自粛するよう呼びかけたがあまり効果は見られなかった。
日本も中国の環境汚染による影響を受けており、環境省は大気中の「PM2.5」濃度が、国の基準値の2倍を超えると予測された場合は市民に外出を控えるよう呼びかけることを決定した。
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