【中国ブログ】日本人はなぜ残業する? 日中の違いにとまどい
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0226&f=national_0226_042.shtml
2013/02/26(火) 20:25
日本人の勤勉さは世界的に知られているが、「つきあい残業」や「けん制残業」という言葉もあるとおり、自分の仕事が終わっても周囲の目が気になってなかなか帰ることができない人も多いだろう。
中国にも残業は存在するが、、「つきあい残業」や「けん制残業」などは存在しない。日本で働く中国人ブロガーの有主的羊(ハンドルネーム)さんからすれば、日本の残業に関する慣習が不思議でしようがないらしい。
自身が勤務する会社のことだろうか、有主的羊さんは「退社時間になっても上司が帰るまでは帰ることはできない。たとえ自分の仕事が終わっていてもだ。明日の仕事をしながら上司が帰るのを待つ。日本のサラリーマンの99%はそれを経験している」と紹介した。
中国ではなかなか進んで残業する人はいないため、筆者は日本人が「自分の意思」で残業していることが不可解らしく、日本と中国の残業に対する考え方の違いにとまどっているようだ。筆者は日本人が自分の意思で残業しているとしているが、日本人が残業する理由としては「スケジュールに間に合わせるため」、「目標に到達させるため」など、責任感に基づく理由が多いのではないだろうか。
一方、筆者は日本人が残業する理由について、自身の推測として「上司の評価」と「共同体意識」という2つの理由を挙げた。「上司の評価」については、仕事の能力が勤務時間に比例するわけでもないが、「誰もが他人に負けたくない」という心理があるのではないかと推測した。
さらに「共同体意識」という推測については、日本人の奥深くにある暗黙のルールが、各共同体内で働いていると述べ、「この不思議な力が帰れない状況を作るのだ」と推測した。筆者が指摘した「暗黙のルール」は、日本人が残業する理由の1つではあると思われるが、筆者は「共同体内だからこそ助け合いの精神が生まれる。これがいわゆる和の心だ」と主張した。
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