2013年2月27日水曜日

■【中国ブログ】日本人が中東で感じた「拡大する中国の存在感」


【中国ブログ】日本人が中東で感じた「拡大する中国の存在感」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0227&f=national_0227_046.shtml
2013/02/27(水) 20:48

 中国人ブロガーの東方紅(ハンドルネーム)さんが、イスラエルを訪れたという日本人のエピソードを自身のブログで紹介した。

 筆者によれば、ある日本人がエルサレムのアラブ人居住区を訪れたという。同地域はユダヤ人とアラブ人の争いによって、テロも頻発(ひんぱつ)している地域らしいが、ユダヤ人地区でもアラブ人地区でも、現地の人びとは日本人を見ると「中国人か?」と尋ねてきたらしい。中国経済が勢い良く成長し、世界においても存在感を示している中国だが、中東でも中国の影響力と知名度がものすごい勢いで広がっていることに気付かされたという。

 ただ、日本人中国人を比べた場合、どちらかというと日本人のほうが現地の人びとの間では印象は良いそうだ。安全検査では、日本人であることが分かると何も検査せずに通してくれたというが、中国人旅行者はすべてのカバンを検査されていたらしい。

 しかし、日本人も中国人も中東では「客」であって、「侵略者」とは見なされないと感じたそうだ。その点、西洋の国々よりも日中はアラブ諸国と距離が近く感じられたらしい。日中両国は中東を脅かす存在ではないし、たとえ日中両国の関係が悪くなろうとも、両国が中東に対して同じく重要な存在であることには変わりない。

 アラブ諸国が不安定な時期に日中は同じ「東アジアグループ」という観点からアラブ諸国と接することができるからで、イスラエルを訪れることで日本人は日中の距離の近さを感じたようだ。

 東方紅さんが掲載した文章は、日本人がイスラエルで体験したことを紹介したものだが、東方紅さん自体は日本人ではないと思われる。「東方紅」とは、毛沢東や中国共産党を讃える曲名だからだ。東方紅さんはあくまでも、「日本人が中東で中国の影響力の大きさを感じた」という点を紹介したかったのだろう。



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