北京市の重要水源が汚染か?ゴミ埋め立て場から汚水流入の恐れ―中国
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2013年2月26日 1時5分
25日、中国・北京市の密雲ダムは水質汚染が懸念されている。密雲県兵馬営村の村民によると、その密雲ダムの上流の川のすぐそばに巨大なゴミの生みたて場があり、すでに3年が経つという。
2013年2月25日、中国・北京市の密雲ダムの水質汚染が懸念されている。京華時報が伝えた。
密雲ダムは、「水を3杯飲むと、2杯が密雲ダムの水」と言われるほどに北京市にとって重要な水源。密雲県兵馬営村の村民によると、その密雲ダムの上流の川のすぐそばに巨大なゴミの埋め立て場があり、すでに3年が経つという。
村民は、「村の井戸は地下十数メートルと浅く、ゴミから出た汚水は確実に地下水に流れ込んでいる。さらに地下水に流れ込んだ汚水はダムに流れ込み水質汚染を及ぼすかもしれない」と心配している。
今月24日、関連部署の関係者は市と県の環境保護部門が調査に乗り出していると発表。ところが、ゴミの埋め立て場が3年前からあることは否定した。関係者の説明によると、ゴミの清掃及び運搬は企業に委託しており、ゴミが埋められた穴はもともとこの場所を開発する際に出た建築ゴミを埋めるためのものだったという。ゴミの中継場所の設備が故障したために、冬の時期に出たゴミを一時的に保管していると述べた。また、関係者は15日以内に埋め立てのゴミを全て処分すると話している。
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