2013年3月24日日曜日

■【中国BBS】古来より中国領だ…南鳥島で大量のレアアース発見


【中国BBS】古来より中国領だ…南鳥島で大量のレアアース発見
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0323&f=national_0323_026.shtml
2013/03/23(土) 11:45

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「南鳥島付近で大量のレアアースが発見されたぞ!」というスレッドが立てられた。スレ主が伝えたニュースについて、中国人ネットユーザーが議論を交わした。

 海洋研究開発機構と東京大学の研究チームは21日、小笠原諸島の南鳥島近海の海底から高濃度のレアアース(希土類)堆積物を発見した。2013年1月に南鳥島近海の海底から採取した堆積物の試料を分析したところ、最大6500ppmという高濃度のレアアースが含まれていることが確認された。同海域海底には、日本の使用量の230年分に相当する約680万トンのレアアースが存在する可能性があるという。

 同ニュースについて、中国のネットユーザーからは「その島は古来より中国の領土ではなかったですか?」という、中国政府が尖閣諸島(中国名:釣魚島)に対して主張するお決まりの言葉が寄せられたほか、「韓国が『あそこはオレ達の領土だ』って叫びだすんじゃないですか?」というコメントもあった。

 比較的多く寄せられたのは、水深5000メートル以上の海底からどのようにして採掘するのかという疑問だ。「採掘の難しさが課題だな。深海から採掘するより小惑星から採掘するほうがずっと簡単そうだ。天然ガスみたいに穴をあけて圧力で噴出させるのとはわけが違うのだから。日本のロボット技術で宇宙から採掘したほうが良いんじゃないか」という意見があった。

 また、汚染の問題を心配するユーザーもいて「レアアースによる汚染は深刻な問題だ。日本はどうやってこの問題を解決するのか見ものだな」というコメントがあった。

 事実、レアアースの産地で知られる内モンゴル自治区包頭市は、レアアースの廃棄物による汚染が深刻化し、がん患者が急増していると言われる。レアアースはハイテク機器の製造にとって必要不可欠な物質である一方、副産物としてトリウムなどの「放射性物質」まで採掘されるからだ。

 トリウムは自然の状態で放射性同位元素を含んでおり、現在のところトリウムに産業的な利用価値はないが、レアアース採掘の際にトリウムを適切に処理しないと、放射性物質による環境汚染が発生する。



0 件のコメント:

コメントを投稿