2013年3月1日金曜日

■【中国ブログ】わが国に将来はない…わが役人に欠如する責任感


【中国ブログ】わが国に将来はない…わが役人に欠如する責任感
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0228&f=national_0228_059.shtml
2013/02/28(木) 20:59

 役人の汚職や不正蓄財など、中国で官の「腐敗」が大きな問題となっている。経済発展の裏側では、何億もの人びとが発展の恩恵にあずかれず、民の不満も高まり続けている。中国人ブロガーの免費快速分析姓名(ハンドルネーム)さんは、経済上の遅れはいずれ解消するだろうが、制度上の遅れは致命傷となると主張、日本と中国に見られる違いをブログに綴った。

 2011年7月、中国温州で高速鉄道の事故が発生した。「35人」もの死者を出していながらも、車両を土中に埋めたほか、上海鉄道局の関係者が「埋めた車両は事故原因の究明には役立たないクズ鉄だ」などと発言するなど、その後の対応を見ると事故に対する罪悪感があったとは考えにくい。
  
 日本の役人は「責任感」が強いと語る筆者。それゆえ日本人は人びとから「恥知らず」と見なされると、命をもって償う人すらいると紹介する一方、「鉄道部の役人は誰一人として罪悪感を抱かず、いまだに高い給料をもらっている」と怒りをぶちまけた。

 さらに筆者は、日本の首相が頻繁(ひんぱん)に交代することも取り上げた。一国の首脳がころころと代わることについて、諸外国からは笑いものになっているが、筆者は頻繁な首相交代にもプラスの面があると主張。

 その理由は、「本人がどれだけ権力に執着しても、民衆が満足しなければその役目から降ろされる」ことを意味しており、つまり日本ではすべての人が自分の言動に「責任を持たなければならない」のだ。

 中国では大気汚染をはじめ、環境汚染が深刻化している。また、汚染された地下水が人びとの健康を害し、ガンの発生率が極めて高い村が中国全土に200以上も存在するといわれる。

 しかし、筆者に言わせれば、「わが国の役人は身分やメンツばかり気にしているから、誰も有効な対策を立てられない」という。筆者は中国の役人たちが日本人に見られるような責任感を抱かないかぎり、中国の将来はないと考えているようだ。



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