2013年3月1日金曜日

■【仏国ブログ】フランス人による相撲映画「相撲の魅力が分かる」


【仏国ブログ】フランス人による相撲映画「相撲の魅力が分かる」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0228&f=national_0228_011.shtml
2013/02/28(木) 10:47

 フランス人男性が、日本の情報に関するサイト「UMJPJ」で、相撲のドキュメンタリー映画についてつづった。

 もうすぐ相撲の大阪場所が始まるということで、筆者は相撲の話題に触れた。筆者自身、大阪場所を見に行ったことがあり、それ以来相撲が好きになったようだ。

 読者に相撲の魅力を知ってもらうため、筆者はある映画をDVDで見ることをすすめた。それは、『辛抱』(原題『A Normal Life.Chronicle of a Sumo Wrestler)』)というフランスの女性監督によるドキュメンタリー映画で、現役の力士が相撲部屋に入門してからの半年間を追ったものだ。

 筆者は以前にも、同ブログで相撲に関する知識を共有しようと、土俵や相撲の起源、重量について、鑑賞料金、競技前の力士の仕草など、それぞれについて詳しく解説したことがある。しかし、「この現役力士の生活を追ったドキュメンタリーDVDを見れば、今までは不可能だった、神秘的なスポーツの背後にあるものを発見することができる」と、実際の力士の生活を知る方がより興味深いはずだと強調した。

 主人公は、実在する現役力士・旭大星が、大島部屋に入門してからの生活を追うもので、高校卒業後は柔道の道に進みたいという意志に反し、周囲のすすめから相撲部屋に入ったことや、来る日も来る日も慣れない相撲の稽古をこなすこと、そして一度は相撲部屋から逃走したことなどが描かれている。また注目すべきは、フランス人がカメラをまわしたという点だ。
 
 相撲は日本独特の伝統競技であり、それを見たフランス人からはとても興味深いスポーツだという声も聞く。「横綱」「大関」「関脇」などという力士の階級や技の名称など、日本独特の文化も反映されており、奥深いスポーツに映るのだろう。

 筆者は、「ほかのボクシングやレスリングなどのスポーツと異なり、相撲の醍醐味は、試合の開始を力士自身が決めるところであり、その緊張に満ちた瞬間にある」と述べた。相撲のことを既に知っている筆者がすすめるこの映画は、フランス人が相撲の新たな魅力を知ることができるいいきっかけになっているようだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿