2013年3月24日日曜日

■泉州を売り込め 観光コースや特産品PR LCC利用客に照準 大阪


泉州を売り込め 観光コースや特産品PR LCC利用客に照準 大阪
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130316/osk13031602000003-n1.htm
2013.3.16 02:00

 13市町連携 アジアの記者ら招待

 格安航空会社(LCC)を利用して日本を訪れる個人旅行客を取り込もうと、関空の地元の堺市、岸和田市、泉佐野市など9市4町でつくる「泉州観光推進協議会」が、台湾や韓国から旅行雑誌の記者らを招待して視察ツアーを行った。協議会は泉州地域の魅力を体験できる観光モデルコース作りに取り組んでおり、記者らの意見を参考にしたいとしている。

 関空では、国内初のLCCのピーチ・アビエーションが、昨年5月から韓国、台湾、香港便を相次いで就航。泉州各自治体は観光客増を期待しているが、素通りして大阪市内や京都方面などへ向かっているのが実情。このため昨年9月、9市4町で「泉州観光推進協議会」を設立し、手始めに泉州地域の観光モデルコース作りを進めている。

 今月9~11日に台湾の雑誌記者らを招待。12~14日は韓国から旅行雑誌やブログのライターら4人を招き、茶の湯体験ができる大仙公園(堺市堺区)、梅林が見頃の金熊寺(泉南市)のほか犬鳴山温泉(泉佐野市)、だんじり会館(岸和田市)などを案内。宿泊した堺市堺区のホテルでは、各市町がそれぞれの地元の特産品をPRした。

 韓国の女性ブロガー、イレネさん(38)は「大都会はどこも同じ顔だが、地方はそれぞれに魅力があることが分かった」などと評価。一方、「日本の友達でも泉州を知らなかった。まず国内の知名度をあげることが必要ではないか」という厳しい指摘もあった。

 協議会は、中国語や韓国語のガイドブックを作製するほかインターネットでの情報発信も計画。事務局長の垂井究・堺市企画部副理事は「LCC利用者は個人旅行者が多く、団体旅行とは違った楽しみを求めている。泉州から新たな日本の魅力を発信したい」と話している。




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