■ＷＢＣ日本戦、わが代表も健闘と称賛…次戦に不安も＝中国ＢＢＳ

ＷＢＣ日本戦、わが代表も健闘と称賛…次戦に不安も＝中国ＢＢＳ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0304&f=national_0304_022.shtml
2013/03/04(月) 11:29

　中国大手検索サイト百度の掲示板に、ＷＢＣ1次ラウンドＡ組の日本－中国戦の実況スレッドが立てられ、同試合の結果について中国人ネットユーザーがさまざまなコメントを寄せた。

　試合は5－2で日本が勝利したが、9回で中国が2点を返したことを称えるコメントが多く寄せられた。

・「2点も取ったんだからスゴイよ」
・「日本から2点取ったのだから中国代表に拍手だ。以前のように序盤で試合が終わってしまう中国ではなくなった」
・「2点取ったことに満足」

　など、試合には負けたものの、健闘を称えるコメントが多く寄せられた。しかし、「9回になってやっと良くなってきたのに、遅すぎた」と惜しがるユーザーや、「あの2点はなんだか日本がくれた感じがする」という意見もあった。9回から5番手で登板した山口（巨人）が2回暴投したためと思われる。

　5回裏に日本が一死満塁のチャンスを迎えた際には「何とかしのいでくれ～」、「頼むから打たれないでくれ！」などの書き込みが相次いだが、走者一掃の2塁打が出ると「もう終わった。一気に3点も取られた」、「1回が終わった時はまぁまぁと思ったのに、いつのまにか0－5になってるよ」と、嘆きのコメントが寄せられた。

　9回に中国が連続安打で出塁した時には「1塁と2塁に走者がいるなんてめったにないチャンスだ」と喜びのコメントがあり、1点目を取った時には「振り逃げで1点とったぞ！」とコメントが寄せられ、続いてヒットで得点すると「また1点取ったぜ！」と喜びの書き込みがあった。

　中国でも、日本が野球の“超先進国”であることは、よく知られる。日本に5点を許した時点で、多くのユーザーには「まあ、仕方ないだろう」との気持ちがあったと思われる。そして、9回には喜びと「あるいは逆転も」の期待が爆発。結局は敗北したが、「まあ、よくやった」、「中国も、以前よりは強くなった」と、一定の満足感を感じた人が多かったようだ。

　ただし、中国チームにとって、“試練の時”は続く。次回は4日の対キューバ戦だ。とびきりの強敵相手ということで「キューバ戦でも抑えられてしまうんだろうな」など消極的なコメントも寄せられた。

　Ａ組の3日終了時点の成績は日本が2勝0敗、キューバが1勝0敗、中国が0勝1敗、ブラジルが0勝2敗。4日の中国－キューバ戦でキューバが中国を下すと日本の第2ラウンド進出が決定する。