2012年1月6日金曜日

■「医療観光客2人来れば、車1台輸出と同じ効果」


「医療観光客2人来れば、車1台輸出と同じ効果」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/05/2012010501278.html
2012/01/05 11:25朝鮮日報

ソウルのほか釜山・京畿・大邱も競争に名乗り
 医療観光は世界的な「ブルーオーシャン」(ライバルのいない新市場)としてクローズアップされているが、そうした中、ソウルだけでなく釜山・京畿・大邱など韓国の各地域も医療観光客の誘致に名乗りを上げている。

 韓国観光公社の医療観光事業団によると、韓国に医療観光客が2人来れば、中型車1台を輸出したのと同じ効果があるという。2010年に韓国が医療観光で得た収入は2304億ウォン(約154億円)だった。これによる生産誘発効果は3937億ウォン(約263億円)、雇用誘発効果は4884人だった。
 釜山広域市は10年、釜山鎮区釜田洞一帯に約150の医療機関が集まる「西面メディカルストリート」を造成し、シンボルとなるオブジェを建てた。釜山鎮区庁は保健所内に医療観光専門部署を発足させ、同ストリートのイベントなどで外国人観光客を集めようと奔走している。同ストリートからは海雲台をはじめとする人気観光スポットや高級ホテル、ショッピングモールなどが近く、相乗効果を生んでいる。

 医療観光分野で、ソウル・釜山に続き3番目の規模を誇る京畿道は09年、京畿国際医療観光協議会を発足させた。健康診断・美容・整形分野に力を入れ、昨年はカザフスタンに国際医療代表団を派遣、国際医療支援センターを設立するなど、イメージ向上のために努力している。

 大邱広域市は長い歴史を持つ「薬令市場」の伝統を前面に押し出し、医療産業チームを設置した。11年には大邱世界陸上選手権と提携し、コラボ商品を販売している。



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