2012年1月14日土曜日

■教える育む学び合う:和歌山大観光学部 柔らか発想、旅プランに /和歌山


教える育む学び合う:和歌山大観光学部 柔らか発想、旅プランに /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20120114ddlk30100438000c.html
2012年1月14日 地方版 毎日新聞 

 ◇ホテル経営者と意見交換

 和歌山大(和歌山市栄谷)観光学部の3、4年生が昨年度から、県内の観光ホテルと協力した「わかやまの宿・旅プラン」を企画している。プランは実際に販売しており、ホテル経営者らは「学生ならではの柔らかい発想で、誰もやっていない商品を生み出してほしい」と期待している。

 同学部の廣岡裕一教授と小畑力人教授の研究室の学生。昨年度参加した「大阪屋ひいなの湯」(和歌山市加太)は、仕事を終えた遅い時間から温泉を楽しめる夕食抜きの企画を採用。飲食物を持ち込んで夕食を食べてもらい、翌日の朝・昼食をつけるプランは、団体客2組が利用した。同館の利光伸彦社長は「新しいことはリスクがあって踏み込めなかったが、工夫すれば何でもできる」。経営側の意識も変わったという。

 今年度は、和歌山や田辺、白浜、那智勝浦の4市町のホテル4社が協力。昨年10月から、学生がグループごとに担当ホテルの経営者と意見交換を進めてきた。

 昨年11月には、学生が各ホテルに宿泊し、設備や観光資源を調査した。那智勝浦町を担当したグループは、勝浦漁港の「マグロのせり」や温泉水を使った料理などをプランに盛り込んだ。3年の森口彰律さん(21)は「台風の被災地を歩いて観光ができる送迎付きのプランを考えた。観光客に訪れてもらうことで、町の人が元気になってくれれば」と願う。

 昨年末、学生とホテルは最終打ち合わせを行った。「インターネットのツイッターやミクシィに感想を書き込むと500円券がもらえる」などの割引案も。ホテル側は利益が生まれるように価格を修正し、今月にも販売を始める。廣岡教授は「学生が経営者と話すことは貴重な経験。コミュニケーション能力もつき、社会人としての即戦力となる」と話す。



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