2012年1月20日金曜日

■高速鉄道車両がスモッグで故障、運転できずディーゼル車で牽引


高速鉄道車両がスモッグで故障、運転できずディーゼル車で牽引
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0118&f=national_0118_173.shtml
2012/01/18(水) 17:18
  
 北京西駅発、漢口(湖北省)行きのD615列車が18日午前7時ごろ、河南省許昌市内で動けなくなった。同列車は高速鉄道用車両を使用しているがスモッグが原因で故障したとされる。鉄道部門は、故障などに備えて待機させていた列車に乗客を乗り移らせた。故障した列車は旧式のディーゼル機関車が許昌駅まで牽引(けんいん)した。中国新聞社が報じた。

 D615列車が立ち往生したのは、北京と広州(広東省)を結ぶ京広線。北京から見て南南東の方向にある東シナ海沿岸の上海は経由せず、やや内陸部を通る鉄道幹線だ。

 故障した車両のタイプは発表されていないが、写真からは仏アルストムと提携して導入したCRH5型系列に見える。

 故障した列車の乗客は、2時間近く車内に閉じ込められた。車内の電力供給も途絶えたという。故障の影響で多くの列車に影響が出た。

 中国では1月1日にも高速鉄道車両が霧またはスモッグの影響で故障した。汚染物質を多く含むので、パンタグラフ部分の絶縁が破壊された。1日の故障では、「故障などに備えて待機させていた代替車両」も同様の故障を起こした。

 18日の詳しい故障原因は明らかにされていないが、河南省の鄭州鉄道局は「スモッグの影響で故障」との見方を明らかにした。



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