2012年1月20日金曜日

■地方出身者がこぞって帰省…「中国のアキバ」ガラーン―北京


地方出身者がこぞって帰省…「中国のアキバ」ガラーン―北京
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0120&f=national_0120_106.shtml
2012/01/20(金) 12:57

 北京市海淀区にある中関村ではこのほど、春節(旧正月)の長期休暇にともない、同地区に住む地方出身の学生や出稼ぎ労働者が一斉に帰省したことなどから、街の閑散ぶりが話題になっている。新浪網などが報じた。

 中関村は、「中国のシリコンバレー」、「中国の秋葉原」などと呼ばれ、IT関連企業やハイテク研究所、北京大学や清華大学などが集まっている。人口集中も顕著で、同市が1988年から施行した、税制優遇や戸籍緩和策などで起業・投資の促進や優秀な人材の確保を図る「サイエンスパーク条例」により、2009年9月に開通した地下鉄4号線の影響で、近年では地方出身の人材が、より集まりやすい環境にあった。

 報道では、中関村周辺の住宅街などで今月15日から17日までの3日間、午後9時から10時までの“夜間点灯率”を調査した結果を紹介。平均点灯率は約38.1%で、約6割の人々が家を空けていることが分かった。

 地域住民は、「普段は、出勤や仕事上がりの時間になると騒がしく、渋滞もひどいが、ここ数日は静かで、夜もぐっすり眠れる」などと語った。また、同地域で営業するスーパーでは、売り上げが約50%減少していると明かした。主な原因はいずれも、地方出身者らがこぞって帰省していることなどが考えられるという。同地域では、春節最終日の28日ごろまで、「空き家」状態が続くと見られる。



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