2012年3月25日日曜日

■米旅客機トイレ故障で立ち往生、米国から上海まで3日がかり


米旅客機トイレ故障で立ち往生、米国から上海まで3日がかり
http://www.cnn.co.jp/usa/30005999.html
2012.03.22 Thu posted at: 11:43 JST  CNN

ワシントン(CNN) 米国から上海に向かった旅客機がトイレの故障など相次ぐトラブルに見舞われ、乗客は足かけ3日かかってようやく目的地にたどり着いた。

米ユナイテッド航空857便(ボーイング777型機)は乗客262人を乗せて18日午後にサンフランシスコを発ち、13時間で上海に着くはずだった。しかし出発から約3時間後、トイレの故障で予定を変更してアラスカのアンカレジに向かった。

代替機は19日にアンカレジに到着したが、機械系統の問題で出発できず、乗客の大半は20日出発の別の便を利用する羽目に。結局目的地に到達できたのはこの日の夜だった。

乗客の1人は「地獄のフライトだった」と振り返る。この乗客によると、トラブルは出発から約3時間後、「幾つかのトイレが機能していません。予定を変更してアンカレジに着陸します」という機長のアナウンスで始まった。

アンカレジに着陸してから降りるまでに機内で1時間半待たされ、降りてからさらに4時間ほどたって、同便が欠航となり代替便が翌日に到着すると告げられる。

乗客には食事券とホテルの宿泊券が配られたが、長時間並んで待たされた末に手にしたのは12ドル相当の食券。ホテルの宿泊券は深夜過ぎに受け取ったが、着替えや薬が入った手荷物は渡してもらえなかったという。

翌19日の午後1時に出発予定だった代替機は2時間半遅れとなり、さらに数時間待たされた末に、同機も故障と発表があった。乗客数十人は深夜便でサンフランシスコに引き返したが、この便は雷に見舞われ続けるというおまけが付いた。

ユナイテッド航空は21日、乗客には全額を返還し、補償にも応じると表明。サンフランシスコに戻った乗客は、預けた手荷物が中国に行ってしまい、まだ受け取っていないと話している。



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