2012年3月27日火曜日

■【シンガポール】観光客・観光収入、STBは控え目の予想



【シンガポール】観光客・観光収入、STBは控え目の予想
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0327&f=national_0327_038.shtml

 シンガポール政府観光局(STB)は2012年の外国人入国者について、前年比2~10%増の1,350万~1,450万人を、観光収入については、同3.5~8%増の230億~240億Sドル(約1兆5,000億~1兆5,650億円)を予想していることを明らかにした。

 2011年実績である入国者13%増の1,320万人、観光収入は17%増の222億Sドル(約1兆4,480億円)から比べたら控え目な予想だが、世界経済の見通しが不確実なことと、国内経済の減速予想が背景にある。

 アウ・カーペン最高責任者はシンガポール・エキスポで開かれた観光業の会議で「下半期に見通しが改善すれば、入国者、観光収入は予想を上回ることも可能」と語った。

 昨年は会議・インセンティブツアー・展示会(MICE)部門が好調で、会議、見本市などどの開催数は46%増の2,130件だった。関連収入は10%増の5億5,000万Sドル(約360億円)。

 政府は新たな成長分野を模索しており、2012年中頃に開業予定の国際クルーズ・ターミナルを生かし、船旅と航空機利用を組み合わせたパッケージを提案する。

 新たな観光地として、マンダイ、カラン・リバーサイド、ジュロン湖周辺の開発を検討する。基盤整備以外では、コンサートや美術展などソフト面からも観光資源開発に取り組む。




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