2012年3月27日火曜日

■格安空路歓迎の声 ピーチ乗客「羽田便も」



格安空路歓迎の声 ピーチ乗客「羽田便も」
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001203270003
2012年03月26日

 格安運賃を売り物にする航空会社「ピーチ・アビエーション」が25日、長崎空港と関西空港の間を飛び始めた。乗客からは大手に比べて圧倒的に安い運賃を歓迎する声が相次いだ。

 関西空港からの第1便は午前8時前に到着。30分ほどで折り返して長崎発の第1便になった。搭乗口の近くでは就航記念式典があり、井上慎一社長は「安さと安全には自信がある。電車に乗るような感覚で気軽に利用してもらい、LCC(ローコストキャリア=格安航空会社)を進化させていきたい」と述べた。

 五島市の細谷延右(のぶあき)さん(75)は「座席の乗り心地や狭さ、安全性はどんなものなのか。実際に乗ってみて確かめたい」と話して機内に向かった。

 雲仙市の主婦池上紀子さん(67)は、大阪府に住む次男の引っ越しを手伝うため搭乗。運賃は約5千円で、これまで乗ってきた大手の半値以下だという。「高い運賃で大阪行きをちゅうちょしたこともあったけれど、これからは年に何回も行ける」と話した。

 長崎市の主婦松尾恵美さん(43)は、大阪府に単身赴任中の夫に会うため利用した。運賃はやはり5千円ほど。「安全性がどうなのか不安視する人もいるけれど、この安さは魅力です」

 ピーチの路線網は拠点の関西空港と福岡、札幌、長崎などの各地を結ぶ形となるが、乗客からは首都の玄関口、羽田空港への就航を望む声も。島原市の自営業渡辺真久さん(55)は「仕事を中心に、関西より東京へ行くことのほうが圧倒的に多い。羽田に就航してくれると大変助かる」と話していた。




0 件のコメント:

コメントを投稿