2012年3月23日金曜日
■【仏国ブログ】日本の野菜や果物「品質へのこだわりと高級感」
【仏国ブログ】日本の野菜や果物「品質へのこだわりと高級感」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0323&f=national_0323_014.shtml
2012/03/23(金) 11:13
食べ物に関する、フランスのサイト「lemanger」では、日本での果物と野菜の価格について紹介している。
フランスでは、健康的な食習慣のため野菜と果物を食べることが勧められている。しかし、日本では富裕層でないと、これを続けるのは難しいかもしれないと述べている。
筆者は日本を訪れ、まずは市場がほとんど見られないことに驚いたという。アジアの各国では市場が多かったのに、日本では例外的に少なかったと語る。また、野菜と果物の価格が、専門店、スーパーともに高かったと述べている。
例として青果店の店先に並ぶ果物はオレンジが1キロあたり1300円、イチゴは12個入りのものが2500円、トマトは3個で600円などであったと紹介。それまで滞在していたフィリピンでの低価格に慣れていたことに加え、円高ユーロ安の時期であったため、ユーロ建てで価格を理解した筆者には、より高級だと感じられたようだ。そして、スーパーでの価格も、フランス人である筆者にとっては決して安いとは言えなかったようだ。
日本での青果類、特に果物の価格が高いのは、果物は日本人にとって特別なものだからではないかと述べている。フランスでは、道を歩きながら気軽にりんごなどの果物を食べている人もいたり、間食として気軽に食べることがある。しかし、日本ではそのような姿はほとんどられず、食後のデザートとして食べるなど、果物に対して敬意を持っていると感じられるほどだと表現している。
そのため、日本の果物の形や品質は素晴らしく、店頭に並んでいたものを実際見ても、日本人の真剣な取り組みがうかがえたと語る。さらに、山が多い日本では野菜や果物を生産できる土地が限られている上、農薬の使用などに厳しい規制もあり、さらに外観もよくなければならないため、価格が高くなるのは、当然だろうと語っている。
また、フランスと比較して、一定の品目を除いて日本では輸入野菜も少ないと感じた。特に、農産物の大生産国であり、日本にとっては近隣である中国からのものは、ほとんどなかったと記している。
日本人の美に対するこだわり、食習慣や食に関するこだわり、国際関係などがうかがえるほど、筆者が日本での青果類の価格の高さに驚いたことが記事からは伝わってくる。
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