2012年3月27日火曜日

■【米国ブログ】日本人女性の消費に変化「高級品に魅力を感じない」



【米国ブログ】日本人女性の消費に変化「高級品に魅力を感じない」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0327&f=national_0327_034.shtml
2012/03/27(火) 10:25

 米国のブログ「kansaspoliticalwatch」では、日本人女性のファッション傾向とマーケットの変化について記している。

 筆者は、経済危機が日本人の消費習慣を変えたとつづっている。日本は長い間、ぜいたく品市場の大切なお客様だったと述べ、豪華なドレスに洗練されたバッグは常に日本人女性に支持されてきたと伝えている。

 しかし、景気低迷でぜいたく品を消費する女性たちが倹約する傾向にあると指摘している。ブランド品のマーケットで重要な役割を演じてきた日本。90年代からの経済不況でさえ、日本人のブランド志向は変わらなかったと記している。

 日本人が千ドル(約8万3千円)のハンドバックを買っていた時代はそんなに昔ではないと筆者は語る。しかし、いったん景気が減速し始めると多くの日本人の消費傾向は、ぜいたく品から安いウォルマートの商品へと変わってきたという。

 米ウォルマートは世界最大のスーパーマーケットチェーンで、日本では西友が子会社化して展開していると説明。2002年以降、業績が悪化していたウォルマートだが、2011年の11月頃から、日本での売上高が上昇し、赤字を埋め合わせ、黒字に転換したと伝えている。

 日本では、多くのディスカウントストアの売り上げが増え始めていると現状を伝えている。一方、特別な高級品を扱う店は販売危機に直面しているという。有名なブランド品、ルイ・ヴィトンのハンドバッグは常に日本人女性のあこがれの的だったが、2011年6月から、売上高は20%に減少していると記している。

 財政危機の影響を考慮して、ルイ・ヴィトンは東京に新店舗をオープンする計画をキャンセルしたという。ファッション志向の強い若い世代の日本人女性たちは、高級ブランドにこだわらなくなってきたと筆者は指摘する。

 日本の若者はルイ・ヴィトンに魅力を感じなくなり、中古で好きな商品を手に入れることの方が好きになっており、中古品店が日本で激増しているのが面白いと感想を述べている。以前人々はルイ・ヴィトンを持つことを誇りに思っていたが、今では安くても好きなバッグを持つことのほうが大切なようだと価値観の変化を伝えている。




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