2012年8月5日日曜日

■関塚ジャパンの爽やかな躍動、オールドトラフォードを魅了する


関塚ジャパンの爽やかな躍動、オールドトラフォードを魅了する
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0805&f=national_0805_012.shtml
2012/08/05(日) 06:03  サーチナ
       
 4日、関塚ジャパンはメキシコ五輪以来となるベスト4を目指してロンドン五輪サッカー男子準々決勝対エジプト戦に臨んだ。日本は前線からの激しいプレスと固いポジショニングでエジプトの攻撃を封じ、永井、吉田、大津のゴールで3-0のスコアで快勝した。これで日本は44年ぶりのベスト4、次戦7日にメダル獲得を賭ける。

 前半41分にレッドカードでエジプトが10人となってからは完全に日本ペースとなったこの試合、先制点、そしてレッドカードを誘ったのはいずれも清武のプレーだった。先制点は前半14分。清武はラマダンから素早いプレスでボールを奪うとゴール前に絶妙のロングパス。それを走り込んだ永井が鮮やかに決める。永井はこのプレーでDFと接触負傷退場となりその後やや押し込まれる時間が生まれるが、同41分にはまたも清武が右サイドでボールを奪いゴール前の斎藤にパス。斎藤がシュート体勢に入るところを戻ってきたサミルが押し倒し一発退場。これでゲームは決まったと言っていい。

 グループリーグに続いて守備の固さは健在だったが、この試合攻撃面でも日本はその良さを如何なく発揮した。後半33分のFKでは清武がスペースに低いボールを蹴り込みそれを吉田がヘッドで決める。「真司より先に(マンUのホームスタジアム、オールドトラフォードで)決めたかったので」と試合後笑いながら語った吉田だが、長身DFを擁するエジプトに対してよく練られたセットプレーだった。これで完全に集中力の切れたエジプトに対し、続く39分には扇原の左からの絶妙のクロスを大津が豪快にヘッドで決め、これで試合を完全に決定づけた。

 前線での献身的なチェイスとプレースピードの速さ、そして常に攻撃を狙う姿勢にオールドトラフォードに詰めかけた目の肥えた7万人の観衆は大きな拍手を送っている。自分たちのサッカーがここで認められることは彼らにとっても大きな自信となるだろう。試合ごとに成長を続ける関塚ジャパン。この躍動感は本物だ。



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