2012年12月19日水曜日

■「立ち退きに応じて損した!」立ち退き拒否住民を1000人が取り囲む


「立ち退きに応じて損した!」立ち退き拒否住民を1000人が取り囲む
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67573
2012年12月18日 13時21分    

2012年12月17日、中国広東省広州市で、これまで中国でたびたび報道されてきた立ち退き拒否問題とは一風異なった騒動が報じられている。ある集合住宅で、すでに立ち退きに応じた住人1000人が、いまだ立ち退きに応じていない住人に対して、「さっさと立ち退いてくれ」と迫ったのである。

この集合住宅は全面的な建て替えのため、入居者たちに一時的な移転をお願いしたようだ。しかし、移転期間の家賃など一連の費用を「誰が、いくらまで負担するのか?」という条件面で、折り合いのつかない入居者たちがこれを拒否したようなのである。こうした立ち退き要請を強固に拒否する人々は中国では「釘子戸(クギ世帯)」と呼ばれ、社会問題となっているが、今回の問題はこれまで頻繁に報道されているような「不当で不利な立ち退き条件に悩む弱者」の構図とは趣を異にする。

集合住宅の敷地はほぼさら地となり、建て替え工事のスタートを待つばかりとなっている。しかし、わずか8世帯の立ち退き拒否住人たちによって、一向に起工のめどは立っていない。これに激怒しているのは、すでにおとなしく移転に応じた住人たち。早いところ建て替えを済ませて元の場所に帰ってきたいのだが、それもままならず、移転先での家賃はかさむばかり。今月16日朝には、1000人が立ち退き拒否の住居を取り囲んで、「さっさと立ち退け」「司法機関の強制撤去決定を望む」と訴えた。彼らによる抗議活動が発生するのはこれで3回目。一時は双方の罵りあいにまで発展したという。

抗議活動のある参加者は、2010年6月にこの集合住宅から移転。まもなく80歳を迎えるために「早く帰りたい」と話し、すでに100人以上の高齢の住人が元の場所に帰ることなく亡くなっていったと訴える。なお、立ち退き拒否の住人は「抗議活動中は一歩も外に出られず恐ろしい思いをした。身の安全に危険を感じる」とこぼす。両者がゆずりあうことのないこの騒動、どのように着地点を見つけるのだろうか?




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