2013年1月31日木曜日

■【中国BBS】競争力を高めよ…日本が学校の週6日制を復活


【中国BBS】競争力を高めよ…日本が学校の週6日制を復活
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0130&f=national_0130_004.shtml
2013/01/30(水) 09:39

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「子どもの競争力を高めるため、日本が学校の週6日制を復活」というスレッドが立てられた。スレ主が紹介した同ニュースについて、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

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 文部科学省はこのほど、公立小中高校で土曜日の授業を実施する学校週6日制の導入に向けて検討を開始した。週6日制で授業時間を確保し、学力向上に向けた取り組みを強化する狙いだが、スレ主は「競争力を高めるため」と紹介。さらに、10年にわたって続けられた「ゆとり教育」の失敗を意味するとも主張したところ、次のようなコメントが寄せられた。

・「留学生をわが国にたくさん送り込めば良いじゃないか。日本のような資源の乏しい国の学生に競争力がなくなったら未来はないぞ」
・「1日10時間授業にすれば土曜日の授業はいらないよ」
・「7日授業になっても、わが国の学生よりは楽チンだ」

 中国の小中学校は週5日制だが、1日の授業時間は日本よりも長く、膨大な量の宿題が毎日あることが一般的だ。その意味では「7日授業でも中国よりは楽」という意見も理解ができるが、週に1日しか休みがないことは「耐えられない」というユーザーもいた。

 ほかにも、「欧州の衰退は教育が緩すぎたのが原因だ。でも日本の教育が衰退しているようには見えないが」と疑問を呈するユーザーや、「親は少し楽になるから良いんじゃない? 」という意見もあった。

 また、「小中学校の授業を午前7時から午後12時まで、お昼は30分休憩で午後12時30分から午後5時30分まで授業、30分休憩して午後6時から午後9時30分まで自習させれば、日本は復活し大国として台頭するだろう」という主張もあった。

 日本の識字率は江戸時代のころより世界一だったとされ、当時、日本を訪れた外国人たちは身分に関係なく日本人の学習意欲が一様に高いことに驚いたと言われる。さらに、日本が明治維新を経て、一気に列強の仲間入りを果たすことができたのは日本の教育制度とも大きな関係があるように、国家の未来は教育と切り離すことは不可能だ。

 日本は知識重視型の詰め込み教育から経験重視型の「ゆとり教育」へと方針を転換したが、学力の低下などが危惧(きぐ)され、2011年度から正式に「脱ゆとり教育」が始まった。



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