【台湾ブログ】不安いっぱいの日本の生活、友人が救ってくれた!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0129&f=national_0129_012.shtml
2013/01/29(火) 12:07
日本に留学経験のある台湾人女性が、生活をスタートした日についてブログに掲載。不安な気持ちを書きつづっている。
日本語の勉強のため来日し大阪に住んでいたという、ななみ(ハンドルネーム)さん。一緒にいた友人が台湾に帰り、本格的に日本で生活を始めるにあたって「朝からずっと泣いていた。台湾から旅立つ前に、“どうして一人で日本に住むことを決めたのか? 絶対後悔する”と友達に言われたけれど、その時は理解できなかった。でも今はっきりとその心配が理解できます。日本に来て学生寮を見た時に、心からあこがれていた日本の生活なのに、なぜこんなに不安になるのか……と思い始めてしまった」そうで、到着してからは希望がなく戸惑いの気持ちを抱いたようである。
「今を例に挙げると、寮にいるのは私1人だけ。ルームメイトの姿はなく、パソコンやテレビをオンにしても窓を開けても、さびしさから逃れることはできない。そんな気持ちになるのは、決して話し相手がいないからではない。どうしてさびしくなるんだろうと、考えることさえさびしく感じてしまう。1人日本で過ごす初日は、本当に孤独だ」と、不安でさびしい心境をつづっているななみさん。
午前中はずっと泣いていたが、午後は気を取り直して友人を訪ね食事に出かけたという。「その友人は日本人。英語と日本語で長時間会話ができた。チーズがのったお好み焼きと豚肉入り焼きそばを食べたらとてもおいしくて、また行きたいと思えた店。彼女からはたくさんのパワーをもらい、おしゃべりがはずんだ楽しい午後だった」と述べ、日本の友人と過ごせる素晴らしさを、実感したようだ。
その後は気持ちが落ち着き、自炊のためのキッチン用品を買うために出かけたというななみさん。大阪庶民のムードを肌で感じ、「大阪で生活するということは、大阪スタイルをスタートさせること!」と気を引き締めたという。早速、たこ焼き器を買ったそうだ。
そして寮に戻り、黙々と部屋の荷物整理を始めた。「布団を敷いて寝るので、床をキレイにしよう。どうかよく眠れますように」と思いを込め、ななみさんは一生懸命掃除をしたようだ。心地良い暮らしができるようにと、心から思ったことだろう。不安を覚えていたななみさんを救ったのは、食事に付き合った日本人の友人の存在だった。日本を訪問中の外国人の中には、不安や戸惑いを感じている人がいるかもしれない。知り合うきっかけがあれば、手伝えることはないかと、手を差し伸べる気持ちを忘れないようにしたいものだ。
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