【台湾ブログ】ディープな日本文化を体験!師走を迎えて餅作り
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0126&f=national_0126_009.shtml
2013/01/26(土) 12:17
「旅行が趣味だとは言えないが、なぜだか時々外国に行きたくなる」という台湾男性が、一般家庭に泊まって日本のお正月を初体験。その様子をブログにつづった。
台湾の男性ブロガー・RuMax(ハンドルネーム)さんは、2009年に2回日本に行ったとのこと。3月は友人の結婚式に出席し、外国の結婚式を初体験。そして12月は千葉の民家で年を越し、新年を迎えたそうだ。日本人女性と交際中だったRuMaxさんは、彼女の実家に滞在したという。日本のお正月はその時が初めてで、とても新鮮な気持ちになったそうだ。
「旅行の時はしっかりスケジュールを立て、上手に時間調整する人が多いが、仕事に追われていた僕は何の計画もできなかった。でも台湾から離れただけでも……何の目的もなくても、日本の街を散歩するだけでうれしくなる。彼女の母親は息子のように僕に接してくれたので、本当に感謝したい。朝起きて食事が準備されているのが、どんなにありがたいことか」と、母親を始め恋人の家族にお礼を伝えたRuMaxさん。
この滞在で最も印象深かったのは、恋人の祖母宅で餅作りに挑戦したことで、「彼女の家族は、年末にみんなで一緒に餅作り、という伝統を守っている。庭に池があり縁側に陽が当たる祖母の家は、昔ながらの日本家屋で心地良い場所だった。瓦でできた屋根の下側には小さな三角形がたくさんついていて、それが“雪止め”の役目を果たしていることを知った!」など、訪問した家の感想や様子をつづっている。雪関連の設備や小物は、台湾の人々にとってめずらしい物だろう。
RuMaxさんは“日本の餅作り”についても、「米から作るので台湾と似ていた。薪をくべて火を点け、釜を使って蒸す」など、写真を載せて説明。だが段取りがわからないため十分な手伝いはできず、食べる時に餅につける“かつお節”を削ることを手伝ったそうだ。「面白い体験だった!」と述べている。そしてずっとエプロン姿でいた、恋人の母親の姿にも驚いたとのこと。「日本女性は結婚後、専業主婦になって家事や育児に励む人が多いと聞いた。パートに出ている主婦も、長時間仕事に縛られることはない。彼女の母親が一日中エプロンを着ていたことに、驚いた。キチンと家事をこなしたい、という思いが強いのだろう」と、RuMaxさんは感心したようである。台湾では台所でエプロン姿になる女性が、少ないのかもしれない。
手作りの餅が完成すると子どもから大人まで家族が大集合し、にぎわう中食べたことが楽しかったというRuMaxさん。「小豆ときな粉をつけて食べた餅が一番美味しかった! 大根おろしは気持ち悪さを感じるほど、たくさん食べてしまった」そうだが、納豆だけばパス。家族に詫びながら口にしなかったそうだ。
実家に帰って餅を作り家族で食べる……という、師走の日本文化を体験したRuMaxさんは、普段の日本旅行では味わえない経験をした。日本人女性が恋のお相手だったからできた、貴重な経験だ。忘れられない思い出として、記憶に残ることだろう。
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