2013年1月31日木曜日

■日本をボイコットしてるようでは、進歩難しい=中国版ツイッター


日本をボイコットしてるようでは、進歩難しい=中国版ツイッター
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0131&f=national_0131_031.shtml
2013/01/31(木) 17:37

 中国の電子商務網8848の代表取締役を務めるなど、eコマースの分野で大きな実績残した薛蛮子氏は26日、「日本のよいところを学ばず、ボイコットばかりしているようでは、われわれが進歩するのは実に難しい」と主張する文章を、中国版ツイッターのひとつである新浪微博に掲載した。

 文章は「中国によき物があり強大だった時期には日本人は学びに来た。だから、茶道も香道も日本のものになった。日本は囲碁や書道のレベルもすばらしくなった」と指摘。

 一方、「現在は日本にすばらしいものがあるのに、われわれはボイコットすることしか知らないならば、進歩することは実に難しい」と主張。さらに「小人は人をののしる。英雄は学ぶ。そういうことだ」と論じた。

 同“つぶやき”に対するリツイート数は31日午後5時現在、1500を超えた。多くが、薛蛮子氏の書き込みに賛意を示した。「その通り」、「賛同だ」などの声だ。

 「16世紀に欧州人が日本に到達した直後から、日本人は西洋の科学議技術と発明を学習した。その前の時代に、われわれから唐朝の文明を学習したのと同じだった。明治維新で、この種の精神は最高潮に達した。脱亜入欧だ。19-20世紀の日本帝国が強く栄え、中国が没落した原因はここにある」などと、歴史をかなりさかのぼって日本人の学習意欲を評価する書き込みもある。

 「ある程度は正しい」とのコメントが寄せられた。ただし、全体としては日本を批判する論調で、「日本にとって最も致命的だったのは明治維新以降、国民に膨張心が生まれ、アジア諸国を見下したことだ」、「国家戦略の大きな失敗。どんなよい戦術があっても、技術があっても教育があっても全部無駄になる」と主張し、「日本は歴史的な失敗の教訓を直視していない」と論じた。

 尖閣諸島を巡る中国との対立などを反映した意見と考えられる。中国当局は「日本は日清戦争の混乱にまぎれて、中国領だった尖閣諸島を奪い取った」と主張しており、多くの国民が同調しているからだ。

 その他にも日本を批判する意見が寄せられたが、全体としてはさほど多くない。

 「薛先生の言葉には、まだ欠けることがある。日本の『あの動作』の映像を、わが祖国の男の同胞は毎日学習し、練習している。1日も怠らない。ボイコットなどするものがどこにいるか」と、日本の成人向け映像作品を指すと思われる書き込みがある。

 日本に対する強い反感がありながら、「日本製のよいもの」は利用したいという、多くの中国人の“本音”を皮肉った書き込みとも考えられる。



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