2013年2月8日金曜日

■日本人がアジア移住に意欲的 その目的とは? =中国報道


日本人がアジア移住に意欲的 その目的とは? =中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0207&f=national_0207_055.shtml
2013/02/07(木) 14:56

 外務省の調査によると、海外に在住する日本人が増加を続けている。2011年10月時点における海外在住の日本人は118万人に達し、前年比3.0%増となった。10年は前年比1.0%増だったため、増加傾向と言える。うち45万人が北米に、33万人がアジアに在住している。5年前であればアジア在住の比率は19.0%であったが、アジアを選択する日本人が増加を続けている。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 移民の目的

 2011年3月に東日本大震災が発生すると、日本人の海外移住の意欲が高まった。これまでの移民は富裕層が中心であったが、現在は各層から集まっており、多くの母親が児童の就学前に、移民に関する問題について質問に来ているという。

 多くの保護者は現在、子どもの教育問題のために移民を選択している。多くの保護者は子どもとともに、マレーシアに新設された英国名門校の分校を訪れ、実地調査している。

 また、海外に良い介護を求めて移民する日本人も増加している。例えば認知症にかかった高齢の女性の場合、日本での介護費用は毎月33万円に達するが、マレーシアならば毎月10万円で十分だ。医療レベルの高いタイでも、毎月の介護費用は10万円以内に収まる。日本の介護費用が高すぎるため、多くの人は安さを求め移民を選択している。

 収入もまた移民ブームの原因となっている。日本の平均月給(手取り)は現在23万円となっているが、マレーシアなどの国家では毎月20万円の収入があれば、「プチセレブ」な生活を送ることができる。

 仕事のためにアジアに在住する日本人も増加している。1人当たりGDPが増加を続ける東南アジア諸国は、誰もが認める魅力的な消費市場だ。そのため日本の関連企業も、東南アジア事業の発展を加速している。

 現在多くの日本人がアジアで発展している。若いころはシンガポールなどで働き、年をとってからはタイに行き、働きながら暮らしを楽しむというわけだ。韓国では15年前、父親は韓国で働き、母親と息子はマレーシアで生活・学習するという「教育移民ブーム」に火がついた。日本のブームはやや遅れたが、日本人のアジア移住は今後増加を続けるだろう。



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