2013年2月18日月曜日

■世界中でこけた中国特需


世界中でこけた中国特需
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
2013年02月18日 nevada_report

今年の春節(9日から15日)の中国人による爆買い期待は不発に終わったようで、日経は以下のような報道をしています。

『上海市内の商業施設に入居するルイ・ヴィトンやシャネルなど高級ブランド店では例年、混雑予防のため入場制限を行うが、今年は見られなかった』

これは先日行きましたヨーロッパでも見られ、中国人は確かにいましたがまばらであり、しかも店頭には超高級バック(600万円から1000万円以上)がずらっと並んでいましたが、誰も手を取ろうとしていませんでした。
昨年は取り合いになっていましたが、今年は100万円以上の高額品を見る者は殆どおらず、空港で免税を求める列もガラガラであり、しかも若者がたくさんの安い買い物をして免税を求めている姿があり、とても資産家が買い物をしているという姿は殆どありませんでした。

各ブランド店の店頭では中国シフトをしていましたが、完全にこけた状態になっており、中国人向けに在庫を作った企業はその後始末にこれから悩むことになります。

この日経報道では以下のような記載はあります。

『消費者の関心は格安旅行やセール品に向かっている』

本当の金持ちは格安旅行やセール品は買いません。
中国人は、今後の世界経済崩壊の備えて、資産(資金)防衛に入っているもので、オークションでは数千万円から数億円の絵画を中国人が買いはじめています。

先日行われました超稀少コインオークションでは【超稀少銀貨(プルーフ)】に1,000万ドルの史上最高値が登場しましたが、憶測になりますが、落札したのは中国人ではないかと思っています。

その理由は、2つあります。
落札金額を示す金額ボードに、米ドル・ユーロについで中国人民元があったからです。
そして落札した業者の入札札番号です。
特別の用意された番号だったのです。
888
中国人がどうしても欲しがる番号だったのです。

中国人の資産家が本格的に【超稀少コイン・絵画・ダイヤモンド】に資産を移し始めた今、現物市場の価格は一変するはずであり、すでにこの現象が表面化し始めてきています。

今、【稀少金貨・ダイヤモンド・絵画】を買いたくても買えない状態になりつつあり、いまだ価格には反映されてきていませんが、いずれ価格上昇という形で出てくるはずです。

今のような安い価格で買えるのは3月一杯かも知れません。
3月に、【超稀少コイン】のオークションが行われるからです。

ロンドン・サザビーズで、3月6日に米国超稀少金貨(プルーフ金貨)オークションが初めて開催され物凄い人気になると言われており(当社はこれに参加します)、その後には、コイン100選(第2刷)の表紙に登場していました1913年の5セントニッケ・プルーフがオークションに登場し、3億円以上の落札になるとみられており、高額プルーフコインのイベントが目白押しとなっているのです。

現物市場がいったん動き出せば、価格は2倍、3倍になることもあり、中には先日のクリスティーズ・オークションでは評価が10倍になった作品も出てきています。
10年以上全く動かなかった作品ですが、一気に10倍になったもので、見積価格1000万円が1億円となったもので、唖然としましたが、現物市場の破壊力を目のあたりにしました。

先般の1000万ドル(9.5億円)のプルーフ銀貨が登場した今、稀少金貨、中でもプルーフ金貨の評価が一変しましても不思議ではありません。



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