2013年3月24日日曜日

■【仏国ブログ】「ジャパン・エキスポ」のコンテストに応募したい!


【仏国ブログ】「ジャパン・エキスポ」のコンテストに応募したい!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0323&f=national_0323_006.shtml
2013/03/23(土) 07:06

 フランス人男性が、自身のブログ「La Pochette a Dessins」で、ジャパン・エキスポにデッサンを出展するためのコンクールについて紹介した。

 毎年6月末から7月初旬にかけて開催され、今年14回目を迎えるフランス・パリ開催のジャパン・エキスポ(Japan Expo)は、日本文化の総合イベントとしてフランス人の間でよく知られている。毎年、フランス全国から、思い思いにコスプレをしたり、日本人アーティストのコンサートやアニメ、漫画、さらには作者との出会いを目当てに集う若年層の姿が目立つ。

 そんな中、筆者によると、会場ではフランス人による作品の展示を目指した、あるコンテストの存在があるという。

 筆者が紹介した「Koko to Asoko」という名のコンテストは、「シーズン2 芸術コンテスト 妖怪と神」というスローガンをかかげ、3月1日-5月31日までの間にデッサン作品を募集している。この詳細について、筆者は次のように説明した。

 プロ、アマを問わない15-28歳の人なら誰でも応募することができ、作品の内容は、日本の民話に登場する妖怪や神のイラストであるということ。また、白と黒のほか、一色だけ色を足すことができるという細かい制約もあり、最終的には審査員が選んだ15作品が、晴れてジャポン・エキスポで展示されることになるという。

 毎年ジャポン・エキスポを楽しみにしているフランス人にとって、その晴れ舞台で、憧れのプロの作品と同じコーナーで自分の作品が展示されるということは嬉しく名誉なことなのかもしれない。また、このコンテストは、チャリティプロジェクトの一環で、その売り上げは日本チャリティ団体に寄付されるとのこと。

 応募内容には、「妖怪」とは「日本の民話に登場する怪物や想像上の生き物」で、「神」とは「霊魂や日本由来の神々のこと」と記述されていた。筆者は早速、作品のアイデアとして、インスピレーションを得たとし、「麒麟」のデッサンをブログで紹介した。また、ほかのアイデアとして、「天狗」も考えているようだ。

 当コンテストの題材は、日本の民謡文化について知っていれば知っているほど、審査員を驚かすことができるのかもしれないが、フランス人一般が日本の民謡に対して抱いているイメージを描いても、それはそれで面白いのかも知れない。ちなみに、昨年の第1回目のコンテスト通過者のプロフィールを見ると、プロのイラストレーターなどが顔をそろえているようだ。

 フランス人が真剣にイメージして取り組む日本文化のデッサンは、フランスで注目される日本文化に新たな一面を与えてくれそうだ。



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