2013年3月24日日曜日

■【中国ブログ】日本が通貨安を誘導? わが国に批判する資格なし


【中国ブログ】日本が通貨安を誘導? わが国に批判する資格なし
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0323&f=national_0323_020.shtml
2013/03/23(土) 09:47

 安倍晋三は金融緩和を軸にデフレ脱却をめざしているが、中国は日本や米国の金融緩和が新興国に悪影響をおよぼすとして非難している。中国人男性の張華橋さんは、中国の日米への非難に対し、中国政府の金融政策こそが最悪の結果を招く可能性があると警告した。

 中国政府は日米が通貨安を誘導していると非難しているが、実は中国こそマネーサプライを増加させ、通貨安を維持している。1999年から2012年末までに、日本のマネーサプライは33%増である一方、中国は740%増となっているのだ。

 筆者は、「最近の円安は日本政府が裏で働きかけているからと主張する中国人もいるが、これは『完全なる無知』か『陰謀』のどちらか」と非難、円安を論じる前に、日本が超円高に苦しんだ事実を見逃していることを指摘した。

 中国はこれまで人民元を安く抑えることで貿易を振興し、価格競争力を保ち続けてきた。筆者は、「わが国は為替政策による甚大な過ちを決して認めようとはしていない」とし、「賢い政策と思っているかもしれないが、実に愚かな政策だ」と主張、備蓄した外貨の価値は日に日に下落し、さらに中国国内は環境汚染に苦しんでいると主張した。

 さらに筆者は中国政府高官の経済知識のなさを嘆くと同時、周囲の側近たちさえも経済知識を持ち合わせていないことを嘆いている。

 中国は先進国が金融緩和を行い、争うように通貨安を目指すことが、輸出を主な原動力としてきた新興国に悪影響を与えると主張している。しかし、主要20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議(G20)で日本が名指しで批判されなかったことで、中国をはじめ、韓国などからの批判の声は沈静化した。



0 件のコメント:

コメントを投稿