2013年3月24日日曜日

■【米国ブログ】日本の弁当に注目「肥満に効果も、作るのが大変」


【米国ブログ】日本の弁当に注目「肥満に効果も、作るのが大変」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0324&f=national_0324_002.shtml
2013/03/24(日) 09:37

 食に関する情報を発信するブログ「illmakeitmyself」では、日本の弁当について語っている。

 筆者によると、最近米国のメディアで弁当が紹介され、話題になったという。記事では、「かわいくて食べるのがもったいない」などとして、日本のキャラ弁(きゃらべん)が紹介された。キャラ弁とは、弁当の中身を漫画のキャラクターなどに模したものだ。キャラ弁に関しては、「視覚に訴える盛りつけをする日本の食文化」と解説されたが、「食物を擬人化する必要があるのか」といった見方もあったという。

 米国では子供たちの不健康な食習慣が問題になっている。そこで、日本の弁当などを参考にして、子供の肥満率を下げた方が良いのではないかと議論されることがあると述べた。ただ、働く女性が夫より家事や育児の負担も大きいこともあり、誰が弁当を作るかが問題になると指摘した。

 一方で、日本では母親が子供の入園のために準備しなければならないことがたくさんあると紹介。例えば米国にはない例として、「子供の衣類や文具にすべて名前を書く」、「弁当のカバーや手さげを手縫いする」などを挙げた。「なかでも母親の手作り弁当は日本特有」と伝えた。

 筆者はまた、弁当は日本では、子供だけではなく、大人になっても食べるものだと説明。インターネット上の人気料理レシピサイト「クックパッド」には、「旦那弁当」が2000件以上掲載されているのに目を疑ったという。「旦那弁当とは、結婚した妻が夫のために作る弁当のこと」と解説。ほかには、遠足や運動会に作る母親弁当もあると伝えた。

 弁当作りは確かに想像力をかき立て、もっとおいしいものを作りたい、見た目を良くしたいと創造的な料理の幅を広げる。そして「子供のために見た目の良い弁当を作るのは間違っていないと思う」と語る。しかし米国では、弁当作りが女性の仕事や役割といったことを考えると、問題が生じることがあるという問題点も指摘した。

 日本食は健康的な食事として米国でも定着している。日本の弁当や給食を食べることによって、食への興味を持たせるとともに、子供の肥満率が低下するのではないかと期待されているようだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿