2011年11月27日日曜日

■観光客数12.3%減 震災大きく影響


観光客数12.3%減 震災大きく影響
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20111126/CK2011112602000108.html
2011年11月26日

  県観光部がまとめた今年上半期(1~6月)の県内観光統計(速報値)によると、県内観光地への観光客数は前年同期比12・3%減の3282万2000人で、東日本大震災と県北部地震の影響を受けて2期連続で前年同期を下回った。

 月別には、1、2月がほぼ前年同月並みだったが、震災があった3月は31・8%の大幅減。4、5月も春スキーの不調などから回復せず、6月になって2・1%増とプラスに転じた。

 主要観光地の入り込みトップは、善光寺(長野市)の275万1000人(前期比6・3%減)。2位は軽井沢高原(軽井沢町)の201万5000人(4・3%減)、3位は志賀高原・北志賀高原(山ノ内町)の152万2000人(15・4%減)など。

 安曇野市の碌山美術館・ワサビ畑周辺は64万2000人で37・2%増。NHKの連続テレビ小説「おひさま」の放映による知名度上昇が寄与し、27位だった前期から7位へ急上昇。上位10カ所の中で唯一の前期比プラスだった。

 県内10地域では、安曇野市を含む松本地域が4・2%増だったほかは、全て前年同期割れ。諏訪地域は、昨年あった諏訪大社の御柱祭の反動で34・0%減った。

 一方、観光客が宿泊や買い物で使った観光消費額は1223億4900万円で11・2%減。1人当たりの消費額は3728円で1・2%増だった。 



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