2011年11月24日木曜日

■【米国ブログ】日本の女性「世界で最も活用されていない」


【米国ブログ】日本の女性「世界で最も活用されていない」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1124&f=national_1124_032.shtml
2011/11/24(木) 09:52
  
 米国のブログ「thegrindstone」では、日本では大卒の日本人女性の退職率が先進国の中で最も高いという状況に驚き、女性の社会での役割の重要性について記している。

 ニューヨークをベースに活動するシンクタンク「仕事と生活に関する政策センター」が10月に発表した新しいデータによると、自ら退職する大卒日本人女性が74パーセントに上っているという。他国では米国人女性は31パーセント、ドイツ人女性は35パーセントで、大卒日本人女性は米大卒女性の2倍以上だとショックを受けた様子で語っている。

 日本人女性は米国女性に比べて、社会の圧力にネガティブな影響を受けやすい傾向にあると筆者は見ている。今年行われた別の調査によると、トップ500社の日本企業では、女性の役員はわずか1パーセント未満だということが明らかになり、これは米国や英国の10パーセントと比較してかなり少ない確率だと指摘している。

 筆者は日本経済は何十年も低迷しており、また3月の東日本大震災でも経済が損なわれている。このような時期だからこそ、女性の役割は重要なのに、役立っていないのは残念だと悲観している。

 日本では少子高齢化が進み、2050年までには人口が1千万人あまり減少するといわれている。筆者は、経済を支えるはずの労働人口が減少する一方で、高齢者は国の40パーセントまで上昇する予想される現状について説明している。

 米経済専門家は、「日本人女性は最も活用されていない財産」との見方を示していると筆者は語る。より多くの女性を労働人口に取り入れることで、日本のGDPは15パーセントも増大できる、と2010年の米金融ゴールドマンサックス社の報告書は述べているという。

 筆者は、米国女性のように日本人女性も職歴を優先させる傾向が高くなっていると記している。女性が働きやすい環境作り、例えばインターネットを使ったり、保育所の充実を図ることで働きたいと考えるキャリアのある女性を会社で雇用することが可能になると指摘している。働く女性の多い国では出生率も高いというデータがあり、女性の社会貢献は少子化にも歯止めがかかるかもしれないと伝えている。



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