2011年11月24日木曜日

■沖縄・関西周遊 中国4地域で売り込み


沖縄・関西周遊 中国4地域で売り込み
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-11-23_26405/
2011年11月23日 09時18分

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、安里繁信会長)は大阪府や関西空港周辺の関係自治体と連携して、沖縄と関西を周遊する旅行プランを、上海など中国国内の4地域で売り込んでいる。

 数次ビザ発給開始で沖縄向けの中国路線は利用者が増え、航空座席数が足りない状況が続いている。関西経由の航空便で中国客を呼び込み、観光客数の増加につなげる。

 大阪府や関空周辺自治体で構成する「関西国際空港全体構想促進協議会」などが昨年、沖縄側に提案し、今年4月に県と大阪府が誘客連携で協定を結んだ。

 双方で旅行プランをまとめ、遼寧省大連、山東省青島、上海、浙江省杭州に売り込むことを決めた。

 旅行案では、沖縄側は首里城や美ら海水族館など文化や自然を満喫できる地域を、大阪は電化製品店や商店街などでショッピングやグルメが楽しめる地域を選出した。

 両者は8月、大連や青島の旅行会社や航空会社で旅行プランをセールス。今月22日から25日までは杭州、上海で同様にPRする。本年度は800人の誘客を目指す。

 一方、県とOCVBは九州経済連合会と中国クルーズ船を共同で誘致する計画も進めている。

 来月、ワーキンググループを立ち上げ、具体的な中身を決定する方針。安里会長は「関西や九州と連携することで新たなゴールデンルートを確立したい」と意気込みを示した。



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